コートジボワール代表アディングラが、昇格組のサンダーランドへ 「大きな挑戦」へ向かう心境を語る
「プレミアリーグでプレーすることは、子どもの頃からの夢だった」。そう語るシモン・アディングラは、2022年6月にブライトンへと加入し、プレミアリーグのピッチに立つ切符を手に入れた。 そして今夏、9シーズンぶりにプレミアリーグに昇格し、積極補強を続けるサンダーランドへと活躍の舞台を移す。スタジアム・オブ・ライトのピッチに立つ日を心待ちに、ファンへの想いを言葉にした。
5年半ぶりに故郷ロンドンへ。カイル・ウォーカー=ピーターズは今夏、完全移籍で加入したウェストハムの選手として新たなキャリアをスタートさせる。キャリア通算でプレミアリーグ148試合に出場を重ねてきた、28歳の経験豊富なサイドバック。インタビューで、移籍の決め手やハマーズの一員となった喜びを言葉にした。
──ハマーズの皆さん、本日はカイル・ウォーカー=ピーターズ選手をお迎えしました。ウェストハムの一員になった今の気持ちはいかがですか?
ウォーカー=ピーターズ: ええ、本当に興奮しています。グレアム(・ポッター監督)のもとでプレーするのが楽しみです。 彼と話したのですが、本当に素晴らしいプランを持っていて、その一員になれることにワクワクしています。
──多くのクラブが関心を寄せていたと思いますが、なぜウェストハムを選んだのですか?
ウォーカー=ピーターズ: グレアムと話したことが、決断の非常に大きな部分を占めています。 彼のコーチとしてのスタイルは以前から好きでしたし、それが自分に最も合っていると感じました。 彼はクラブに「本物の家族のような雰囲気」を築きたいと話していて、僕がまさに求めているものでした。
──監督はクラブのカルチャーに大きな変革をもたらそうとしているようですが、あなたはそれにぴったりの人材ですね。
ウォーカー=ピーターズ: ええ、そう思いたいですね(笑)。
──長年一緒にプレーしてきたジェームズ・ウォード=プラウズからは、クラブについて何か聞きましたか?
ウォーカー=ピーターズ: 全部聞きましたよ。彼がここに来てから、僕の移籍の噂が何度か出た時も、ずっと実現させようと働きかけてくれていたみたいです(笑)。 この数日間も連絡をくれて、「ここなら絶対に楽しめるはずだ」と言ってくれました。だから、本当に楽しみなんです。
──選手として、また一人の人間として、チームに何をもたらしてくれますか?
ウォーカー=ピーターズ: 選手としてはボールを持つのが本当に好きで、何かを仕掛けること、そして個のクオリティを発揮するのを楽しんでいます。 そして、インテンシティの高いプレーが好きなんです。
このチームは強度が高いときにこそ、ベストな状態になれると思っています。激しいカウンターアタックや、インテンシティの高い守備。 それこそが、僕がこのチームにもたらすものになると考えています。
──子どもの頃に憧れていたサッカー選手はいますか?
ウォーカー=ピーターズ: たくさんいますね。ロナウジーニョのような典型的な選手とか。 先ほども言ったように、僕は個のクオリティを発揮するのが好きで、ディフェンダーでありながらも、前線でチャンスを創出できると思っています。
──素晴らしいですね。新しいチームメイトに会うことについてですが、ロッカールームで特に話すのが楽しみな選手は誰ですか?
ウォーカー=ピーターズ: またプラウジー(ウォード=プラウズ)と一緒にいられるのが楽しみですね。あまり知られていないかもしれませんが、彼はめちゃくちゃ面白いんですよ。 だから、また同じロッカールームを共有できるのが楽しみです。もちろん、他の全員ともうまくやっていける自信はあります。
──あなたは豊富なプレミアリーグでの経験を持っています。その知識を、アカデミーから上がってくる次世代の選手たちに伝える役割も担えるのでは?
ウォーカー=ピーターズ: 前のクラブでも、よりリーダーシップを発揮できるよう努力していました。若い選手が多いグループだったので、アドバイスやシニアプレーヤーとしての振る舞いには慣れています。
これまでのキャリアを通じて、たくさんのミスもしましたし、昨シーズンのように困難な時期も経験しました。 その経験を若い選手や、チームの他の選手たちのために活かすことは、自分にとって良いクオリティだと思っています。
──これまで、ウェストハムと対戦してきた時の印象はどうですか?
ウォーカー=ピーターズ: いつもかなりタフな試合でしたね。 実は、トッテナム時代にここのスタジアムでカップ戦を戦ったことがあるんです。
若かった僕は、アントニオとマッチアップしたのを覚えています。 簡単な相手ではありませんでした(笑)。彼はとても強くて、非常に速い。 でも、多くを学びました。昨シーズンも、僕たちはみなさんを相手に良い試合をしたと思います。試合の最後に僕がチャンスを作って…(笑)。
──ええ、確かにそうでした。
ウォーカー=ピーターズ: それで引き分けに持ち込むことができました。 やはりウェストハムとの対戦はいつも厳しいです。ファンのみなさんも非常に熱狂的です。だから、これからハマーズの一員になれることが楽しみなんです。
──故郷であるロンドンに再び戻ってきた気分はいかがですか?
ウォーカー=ピーターズ: 本当に嬉しいです。5年半も離れていましたからね。 また故郷の近く、家族の近くにいられるのは素晴らしいことです。これからはもっと多くの試合に家族を呼べます。
──ウェストハムの象徴であるクラレット&ブルーのユニフォームを纏ってプレーする上で、あなたにとって最も大切なことは何ですか?
ウォーカー=ピーターズ: 先ほど話したことと重なりますが、やはりインテンシティを出すこと、毎試合全力を尽くすこと。そして、何か特別なことを成し遂げようと努力することです。
数シーズン前に、チームがUEFAカンファレンスリーグで優勝したのを見ました。 どんなチームも、トロフィーを勝ち取りたいと常に思っていますし、ウェストハムにはその野心がある。 グレアムと話しても、彼が何か特別なものを創り上げたいと思っているのが伝わってきました。僕もその助けになれればと願っています。
「プレミアリーグでプレーすることは、子どもの頃からの夢だった」。そう語るシモン・アディングラは、2022年6月にブライトンへと加入し、プレミアリーグのピッチに立つ切符を手に入れた。 そして今夏、9シーズンぶりにプレミアリーグに昇格し、積極補強を続けるサンダーランドへと活躍の舞台を移す。スタジアム・オブ・ライトのピッチに立つ日を心待ちに、ファンへの想いを言葉にした。
自身5季目を迎えるプレミアリーグの舞台で、デンマーク代表クリスティアン・ノアゴールはこの夏、アーセナルのユニフォームに袖を通した。移籍金は総額約30億円と報じられている。ブレントフォードの主将も務めた、リーグ屈指のミッドフィールダー。ビッグクラブへの移籍という大きな一歩を踏み出した興奮と決意に迫る。
今夏、推定移籍金2,500万ポンド(約50億円)ボーンマスへ完全移籍したセルビア代表GKジョルジェ・ペトロヴィッチ。“チェリーズ”の新守護神はこれまで、チェルシーでプレミアリーグに23試合出場、公式戦約200試合と代表7キャップを経験してきた。 そのペトロヴィッチが、移籍決定後のインタビューでチームを最後尾から支える覚悟を言葉にした。
カメルーン代表FWブライアン・エンベウモのマンチェスター・Uへの完全移籍が決定した。移籍金は約7000万ポンド(約139億円)ともいわれ、この夏を代表するビッグディールの一つになりそうだ。エンべウモが“赤い悪魔”復活の鍵を握る一人になるのは、間違いないだろう。
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