まどかの恋の行方は?『まどか26歳、研修医やってます!』Pが語る最終回の注目ポイント! 芳根京子&鈴木伸之のキャスティング秘話も
本作を手がけた塩村香里プロデューサーにインタビュー。主演の芳根さんや、まどかが初期研修で最初に配属された消化器外科の指導医・菅野を演じる鈴木伸之さんの印象、2人の気になる今後の恋愛模様などについてお話を伺いました。
まどか(芳根京子)にとって、仕事と恋愛の両面でターニングポイントとなった『まどか26歳、研修医やってます!』(TBS系)第6話。救命救急センターで研修中のまどかは指導医の城崎(佐藤隆太)から、ある患者の処置でリーダーを任される。その一方で、判明した菅野(鈴木伸之)の元カノの存在が気になるまどか。ラストは今回も菅野の行動に胸キュンさせられた。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
失恋の傷もいえぬうちに、まどかは先輩専攻医・瑞希(堀田茜)の結婚式の二次会に参加する。そこにはクリスマスを共に過ごした菅野もいて、病院で見るのとは違うスーツ姿に思わずドキッ。そんな彼女を見る菅野の口元も緩んでおり、「もうお互い意識しちゃってんじゃん!」とテンションが上がってしまった。
瑞希のお腹の中に新しい命が宿っていることも判明し、序盤からハッピームード。ところがサプライズのフラッシュモブは、西山(赤堀雅秋)に伝わっておらず、若干グダグダに。チームにおける“ホウレンソウ”、報告・連絡・相談の大切さを説かれてしまう。
仕事でも、チームワークの難しさを実感する出来事が。救急搬送されてきた患者の処置を、リーダーである救命医・榎本(菅野莉央)のもとで行うことになったまどかだが、何も指示してもらえない。仕方なく自分の頭で考えて行動しても、榎本の意に沿わないことばかりして怒られる。まどかだけじゃなく、他のチームメンバーもやり方には戸惑っているようだ。
そのせいで日に日にストレスが溜まっていくまどか。しかも、ゴシップ好きの患者・橋口(森田哲矢)から榎本が菅野の元カノと聞き、そっちも気になって仕方がない。
そんな中、まどかは城崎から誘われ、早朝に病院のロビーへ。そこで見たのは診療科や職種を問わず、大勢の病院関係者が集まり、患者への適切な治療について議論する光景だった。
かつて医師は「主治医制」で患者と1対1の関係だったが、現在は「チーム医療」で何人もの医師が一人の患者を診る。そうすれば、様々な知識・技術・経験が集まり、ひいては患者を救える可能性がぐっと高まるのだ。
城崎が主導するカンファレンスを通して、チーム医療のメリットを実感したまどか。すると、次は実践だ。ここが城崎の指導医としての素晴らしいところで、まどかをリーダーに任命することで成長の道筋を立ててあげる。
まどかが担当した患者・園田(柳美稀)は、「正中弓状靭帯圧迫症候群」という、正中弓状靭帯が腹腔動脈を圧迫することで血流異常や動脈瘤、神経障害などを引き起こす大変珍しい症例だった。もちろん、まだ経験の浅いまどかが見抜けるはずはない。
しかし、チーム医療とは何かを目の当たりにした彼女は、もうどうすればいいかは分かっている。無理にヒットを打とうとせず、“送りバント”で次の科に繋ぎ、さまざまな医師の力によって病気を特定。結果、園田は適切な治療を受け、無事に退院することができた。
リーダーも一日にしてならず。どんなに優秀な医者であっても、チームを導いていくには経験が必要で、すぐに完璧なリーダーになれるわけではない。
「後輩の指導って難しい」と、榎本が同期の菅野や本郷(溝端淳平)と言い合っているシーンも印象的だった。立場が違えば、悩みも違う。誰かを悪者に仕立てることなく、先輩たちも悩める一人の人間として描かれているところが本作の魅力だ。
それにしても城崎はやっぱりすごい。本気で救命救急センターにいる全員をスタメンに育てようとしている。
そんな城崎は「医者も一人だと、ただの点だ。でも、それが繋がると線になって、さらに広げていくと面になる。俺は大きな面を作って、街の医療を支えていきたい」とまどかに語る。その背中はとてつもなく大きい。『ROOKIES』(TBS系)の川藤を思わせる熱血漢で、頼もしさ溢れる城崎を佐藤隆太が説得力を持って演じてくれた。
そして気になるのは、まどかと菅野の恋の行方だ。まどかの誕生日サプライズを企画してくれた菅野。プレゼントには後でこっそりと、まどかの好きなドクターKの限定シールをくれる。この特別感が堪らない!今の菅野はまどかのことを憎からず思っているように見え、視聴者からも「これもう、まどかのこと好きよね?」「もう両思いじゃん!!!」「早く付き合え〜」と期待の声が。
ちなみに榎本が本当に菅野の元カノなのかは分からずじまい。橋口からは「本郷は子持ち」という衝撃の情報も出てきたが、果たしてどこまで信用していいものなのか……。
第6話の視聴はこちらから
第7話の予告編はこちらから
本作を手がけた塩村香里プロデューサーにインタビュー。主演の芳根さんや、まどかが初期研修で最初に配属された消化器外科の指導医・菅野を演じる鈴木伸之さんの印象、2人の気になる今後の恋愛模様などについてお話を伺いました。
第9話では、それぞれが進路の選択と向き合う中、ベテラン患者の橋口が腎臓がんで再び入院してくる。そんな橋口を元気づけようと、ある実行したサプライズを実行したつぼみ隊に視聴者から「かわいすぎる」「愛おしい」という声が上がった。
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第8話のテーマは“選択”だ。人生の大きな選択を目前に控えたまどかに、人生の先輩たちがさまざまな生き方を示してくれる。なかでも、医師であり2児の母でもある内田の奮闘ぶりには、特に女性視聴者から共感と称賛の声が上がった。
同期たちが専攻する科を決め始める中、未だノープランのまどかは新たに精神科に配属となる。 五十嵐から「精神科に向いている」と言われ、若干その気になっていたまどかだが、指導医・野口の「恋も仕事も距離感が大事」という言葉の意味を実感する出来事に遭遇するのだった。
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紆余曲折の末、やっと別居解消となった真尋と直人。そんな中、真尋は父を見舞いに行った病院で、20年ぶりに母・如月春奈(黒木瞳)とついに再会することに。実の娘になんと非難されようと自分の生き方を貫く春奈の言葉に、真尋は心を動かされ…。
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