10月4日(水)からテレビ東京のドラマNEXT枠で放送開始する『推しが上司になりまして』の制作会見が9月26日に行われ、鈴木愛理さん、片寄涼太さん(GENERATIONS)、高野洸さん、稲田美紀さん(紅しょうが)、カルマさんの5名が登壇しました。
会見では和気あいあいとした雰囲気の中、ドラマの見どころをはじめ「推している人やモノ」「自身が演じる役に共感できるところ」など楽しいトークが繰り広げられました。
人生のどん底にいた主人公・中条瞳(鈴木愛理)が突如、会社の上司となって目の前に現れた、“最推し”の2.5次元の舞台俳優・桐生斗真(片寄涼太)とまさかの恋に落ちる…と思ったら…!?キラッキラの“ジェットコースター・ラブコメドラマ”に仕上がっている本作。
実際にお芝居をした感想について主演の鈴木愛理さんは、「すっごいファンタジー作品かと思いきや、リアリティも感じられて不思議だなと思いながら演じました」とコメント。
見どころについては「推される側の経験を活かして、お芝居をしているところ」だと言い、「私がステージの上から見てきたファンのみなさんを、お芝居の参考にしています。オタクとしてのリアリティを認めてもらえたらうれしいです!」と語りました。
また片寄涼太さんも本作について「突拍子もない設定かと思いきや、意外と今の時代ありそうなストーリー」と語り、見どころについては「推しが目の前にいるときの瞳さんと、いないときの瞳さんのギャップ」と話していました。
会見の途中には、 片寄さん演じる舞台俳優・桐生斗真の推し活グッズが登場する場面も。
うちわやクッション、アクリルスタンドなどの推し活グッズを、鈴木さんが「これ全部、瞳ちゃんの部屋にあるんですよ!」と感動した様子で紹介していました。
鈴木さんは、そんな推し活グッズが溢れた中条瞳のお部屋での撮影が続くこともあったそう。片寄さんは「鈴木さんが、片寄に胸焼けしないかすごい心配でしたね」と語り、笑いを誘いました。また2.5次元の舞台俳優・桐生斗真の撮影に関して、片寄さんは共演者たちにもアドバイスをもらったそうで「高野くんにどんなポージングがいいか意見をもらったり、キャスト総出で作り上げましたね」と裏話も明かしました。
会見では、普段”推される側”のキャストのみなさんに、「今推している人やモノは?」と質問される一幕も。片寄さんは「自分はワインが推しかな。生活の支えになってますね」と意外な推しを告白していました。
カルマさんは、「この質問がくると思って、推しは誰だろうって考えたら、自分が思い浮かんで…(笑)」と話し、会場が笑いの渦で包まれました。続けて「僕自身は割と自分が大好きで、等身大の鏡を家の部屋ごとに置いていますね。ナルシストみたいな感じで」と”自分推し”エピソードを披露しました。
一方、 高野さんは「カードゲームが好き」だそうで、「めっちゃオタクなんですけど、ファイリングもしています」と明かしました。
稲田さんは「上ミノが推し」と回答。キャストのみなさん思い思いの”推し”を教えてくれました。
会見の終盤、鈴木さんは撮影での印象的なエピソードとして、中条瞳役を通じてファンの気持ちに改めて共感する機会が多かったことについて語りました。
「瞳ちゃんを演じてみて、℃-uteが解散した時ってファンのみなさんはこういう感情だったんだとを感じて。なんかそれがもう果てしなく苦しくて。でもファンのみなさんは、何があっても、次の日普通に仕事があるじゃないですか。よくSNSで『生きてるだけで偉い』ってみんなつぶやいているけれど、『あれって本当だ!』って思いながら、演じました」
最後にドラマに込めた思いについて、キャストを代表して鈴木さんが「みなさんが週に1回、自分の推しに思いを寄せて、ちょっと妄想できるような深夜になるといいかなと思いながら演じました」とコメント。
「みなさんの”推しのいる生活”が、よりこのドラマとセットで華やかになっていくといいなと思っております。ぜひご覧ください!」と弾ける笑顔とともに締めくくりました。
「推しが上司になりまして」は、10月4日(水)深夜24時30分よりスタートです。さらに、「U-NEXT」では9月27日(水)21時より独占先行配信が決定しています。
ぜひいち早くチェックしてみてください。
番組概要
【タイトル】ドラマNEXT『推しが上司になりまして』
【放送日時】2023年10月4日スタート 毎週水曜深夜24:30〜25:00放送
【放送局】テレビ東京、テレビ大阪、テレビ愛知、テレビせとうち、テレビ北海道、TVQ九州放送
【配信】 動画配信サービス「U-NEXT」で9月27日(水)21 時より、各話1週間独占先行配信
【原作】 漫画:森永いと、原作:東ゆき『推しが上司になりまして』(DPNブックス)
多部未華子、松坂桃李、星野源、チュ・ジョンヒョク共演で“家族の在り方”を描く。チュ・ジョンヒョクは日本のドラマ初出演