『対岸の家事』多部未華子の笑顔に救われる…江口のりこ演じるワーママの叫びに共感の声が上がった第1話
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『対岸の家事』多部未華子の笑顔に救われる…江口のりこ演じるワーママの叫びに共感の声が上がった第1話

2025.04.02 10:25

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多部未華子が主演を務めるTBS系火曜ドラマ『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』が、4月2日に放送開始となった。本作は、“家事”という終わりなき仕事をテーマにした新感覚のお仕事ドラマ。専業主婦の詩穂(多部)が自分とは異なる価値観を持った「対岸にいる人たち」と家事を通じて交流を深める。第1話では、詩穂が出会う働くママ=ワーママ・礼子(江口のりこ)の叫びに視聴者から共感の声が上がった。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

詩穂は優しく朗らかな夫・虎朗(一ノ瀬ワタル)と、かわいい娘・苺(永井花奈)と暮らす“専業主婦”。過去のある経験から「自分は2つのことが同時にできない」と知り、自ら専業主婦を選んだ。

だが、子供としか話さない毎日に孤独を感じていた詩穂はママ友を作るために行った子育て支援センターで、仕事をしながら2人の子どもを育てる礼子と出会う。最初は気さくに話しかけてくれた礼子だが、詩穂が専業主婦と知ると雰囲気が一変。結局、詩穂は誰とも馴染めずに帰ろうとしたところ、礼子が他のママ友と「専業主婦なんか時流に乗り遅れた絶滅危惧種」と話しているのを聞いてしまうのだった。

『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』第1話
(C)TBSスパークル/TBS (C)朱野帰子/講談社

その礼子が詩穂の隣に引っ越してきて、気まずすぎるご近所さん生活がスタートするところから始まった本作。2人はお互いを避けるように生活し、あっという間に2年が経っていた。

そんなある日、思いつめた表情で玄関先に佇んでいる礼子を見かけた詩穂。気になりつつも声はかけなかったが、今にもベランダから転落しそうな礼子の息子・篤正(寿昌磨)を目撃し、急いで礼子に知らせる。その日、熱を出した娘の星夏(吉玉帆花)の保険証を取りに家へ帰った礼子。しかし、篤正が玄関の鍵をかけてしまい、外に締め出されてしまったのだ。

それを知った詩穂は命がけで篤正を救出。礼子が星夏を病院に連れていくまでの間、篤正を預かることに。さらには遅く帰った礼子に、手作りのカレーをおすそ分けしてあげる。

そんな詩穂の親切に、「さすが専業主婦だね」と嫌味で返してしまう礼子。反射的にひどいと思ってしまうが、そこには礼子なりの葛藤があった。

『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』第1話
(C)TBSスパークル/TBS (C)朱野帰子/講談社

夫の量平(川西賢志郎)が夜遅くまで働いているため、礼子はほぼワンオペで育児をこなしている。日中は会社員として働いているが、子供が発熱し、保育園から呼び出されることもしょっちゅうだ。その度に同僚から白い目で見られ、肩身の狭い思いをしている。会社から帰っても家事と育児に追われ、ホッとひと息つく暇はないに等しかった。

そんな礼子からしてみれば、専業主婦の詩穂はお気楽に見えるのかもしれない。いや、そう思うことで自分を保っていたのだ。詩穂が作った手の込んだカレーも、時間に余裕がある専業主婦だからできること。自分はレトルトだけど、働いているのだから仕方がない。仕事と育児を両立している自分の方が頑張ってる……そう思わなければ、自分を保てないほどに礼子はギリギリの状態だった。

『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』第1話
(C)TBSスパークル/TBS (C)朱野帰子/講談社

そんな礼子を誰が責められるだろう。床にぶちまけてしまったカレー、泣き喚く子供たち、朝までに終わらせなければならない仕事。色々なことが一気に押し寄せて、限界を迎えた礼子は屋上のベランダから身を乗り出す。

間一髪で詩穂に助け出された礼子の「朝が来るのが怖い」「助けて。誰か、助けて」という悲痛な叫びに、視聴者から「礼子の気持ちめちゃくちゃわかる」「ワンオペしんどいよね…」「共感しかない」「数ヶ月後の私を見ているようで…泣けてくる」と共感の嵐が。

子供の転落事故も、育児に追い詰められた母親の自殺も、今回は詩穂の奮闘によって防がれたが、現実世界では悲しいことに多々起きている。そのことに対して世間の人は無責任に誰かを責めたり、そもそも無関心だったりするものだ。所詮他人事で、自分には関係のない話だと思っているから。まさに「対岸の火事」。一方で、詩穂は「でも本当にそうなんだろうか。その火の粉は、本当に私には関係ないんだろうか」と考えられる人だ。

『対岸の家事~これが、私の生きる道!~』
(C)TBSスパークル/TBS (C)朱野帰子/講談社

礼子を落ち着かせた後、改めてカレーを食べさせてあげ、一緒に壁にも飛び散ったカレーを片付ける詩穂。やることは変わらないし、寝られる時間が伸びるわけじゃない。けれど、家事の大変さを分け合える人がそばにいるだけでどれだけ心強いか。多部未華子の安心感のある笑顔にこちらまで救われた気分になった。

一方で、気になるのは夫の存在だ。どちらの夫も家事や育児にほぼ不参加なのが引っかかるところだが、そこにも彼らなりの言い分があるのだろう。虎朗は居酒屋の店長として毎日遅くまで働いており、量平も仕事が忙しく家に帰れないこともしばしば。女性の社会進出は徐々に進んでいるが、無理なく家事や育児と両立できる世の中になっているかといえば、そうではない。まだまだ課題が多く残る中で、本作はどのような生き方を示してくれるのだろうか。


第1話の視聴はこちらから

第2話の予告はこちら


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