これだから松坂桃李はやめられない…御上の宿題と思わず叫んだラストを振り返る『御上先生』第9話
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これだから松坂桃李はやめられない…御上の宿題と思わず叫んだラストを振り返る『御上先生』第9話

2025.03.17 11:00

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ONE OK ROCKが歌う主題歌『Puppets Can't Control You』が流れはじめ、物語が終わろうとしていた。ここまで、前のめりになってテレビ画面を見つめていたが、あることが明らかになったとき、思わずのけぞって叫んでしまった──。

日曜劇場『御上先生』第9話を観た人のなかには、こんな人もいるのではないだろうか。私もそのひとりだ。とにかく興奮した。胸がドキドキした。今回のタイトル「-joker-」の意味を理解したとき、ゾクッとした。最高のドラマだ。最高のドラマすぎる。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

最大のサプライズが巻き起こったのはラストシーンだった。神崎拓斗(奥平大兼)は、戸倉樹(高橋恭平)のこと、真山弓弦(堀田真由)のことを経て、「あなたを信じることにした」と冴島悠子(常盤貴子)からあるUSBを渡された。

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©TBS

そのUSBの中身を確認するべく、次元賢太(窪塚愛流)宅に集まったのは、神崎、富永蒼(蒔田彩珠)、そして、御上孝(松坂桃李)、是枝文香(吉岡里帆)だった。しばらくすると、次元の母親が「ヤマトタケルさんいらしたよ」と言い、何者かの足音がした。

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©TBS

……確かに第9話で「ヤマトタケル」の存在が明らかになるとは予告されていたが、ここでいきなり登場!?心の準備ができていない!と思っていたところに現れたのは、御上と長らく敵対関係だと思われていた槙野恭介(岡田将生)だった。こんなもの叫ばずにはいられない。頭のなかで候補としていたが、「まさか」の方が強く、無意識に除外していたからだ。

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©TBS

生徒たちの頭の上に「?」が浮かぶなか、御上は「槙野は僕の同期でね。今回のことを調べるにあたって、僕は隣徳を、槙野は文科省の動きを調べていた」という。「これからは秘密にしないって約束したじゃないですか!」と言っていた是枝が悶絶するようにリアクションしていたが、気持ちは非常に分かる。まさか、最初から結託していたなんて。

一同は冴島から託されたUSBを見てみることに。そこには不正入学者のリストが入っていた。リストのなかには、千木良遥(髙石あかり)の名前もあって……。こうして、第9話は幕を閉じた。

そんな圧倒されたラストのほかに、もうひとつ名場面があった(すべて名場面と言っても過言ではないが)。それは、御上が、次元と富永を連れて母親のもとへと向かったシーンだ。

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©TBS

御上は2人に「ずっと先延ばしにしてきた宿題を何とかしなきゃと思ってる」と話し、母親が乗っている車椅子の前にひざまずいた。

「あのね母さん、僕は孝だよ」、「宏太は死んだんだよ。22年前に。母さんがそれでいいなら、それがいいなら、宏太でいたいと思っていたよ。でも、嘘だなって。母さんが『宏太』って僕のこと呼ぶたび、息ができないくらい苦しくてね、“向き合わないと”って思ったんだよね。僕は御上孝だ。御上宏太は死んだんだ」と伝えた。結果的に、今回のこの御上の行動は、弟のことで悩んでいた富永の背中を押すかたちとなった。

母親と別れたあと、御上は「たぶんなんだけど、母は次会ったらまた何事もなかったかのように僕のこと『宏太』って呼ぶと思うんだよね」と言っていた。結果ではない。ただ、想いを伝えることに意味があった。自分のためにも、やる意味があったのだ。長年放置していた宿題をやり終えた御上の顔は、なんだか清々しく見えた。

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©TBS

自身の本音を母親にぶつけるときに震えた声、母親から久しぶりに「孝」と呼ばれたときに「そうだよ。孝だよ」と一瞬、顔をゆがませ、静かに涙を流したこと、そして、母親と向き合う様子が愛で溢れていたこと……ここでは、松坂桃李の演技に涙が止まらなかった。あなたは、なんて表情をするんだ、なんて胸に突き刺さる台詞を述べるんだ。これだから松坂桃李はやめられない──。

松坂の演技で涙し、槙野と結託したことが明らかとなって喜び、千木良のことで不穏な空気に……。最後の最後まで『御上先生』には感情をグチャグチャにされている(いい意味で)。どんな感情になってもいいから、最終話はどうかみんな笑顔で終わってほしい。誰ひとり欠けることなく。

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©TBS

第9話はこちらから

最終回予告編はこちらから

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