4月13日（日）21時から放送されるTBS日曜劇場『キャスター』の完成披露試写会が都内で行われ、主演を務める阿部寛さん、永野芽郁さん、道枝駿佑（なにわ男子）さん、宮澤エマさん、岡部たかしさん、音尾琢真さん、高橋英樹さんが登壇しました。

真実を伝えるために手段を選ばず、独自のルールで取材や調査を行う破天荒な男・進藤壮一（阿部さん）は、視聴率低迷にあえぐ、報道番組『ニュースゲート』のメインキャスターに就任。彼は「この番組を正すために来た」と言いますが……。

トークコーナーでは、テコ入れとして『ニュースゲート』の総合演出に抜擢されたバラエティ番組のヒットメーカー・崎久保華役の永野さんが、ロケでの思い出を振り返ります。

永野さんが「撮影が始まったのが1月で、最初は寒くて寒くて……。華ちゃんは進藤さんに対して突っかかって、まくしたてるように喋るのですが、滑舌が怪しくなっちゃって苦労しました」と明かすと、「僕なんか最悪でしたよ。滑舌悪いのに寒くてしょうがなくて！」と阿部さん。

「（寒さもあって）“きっと芽郁ちゃん失敗するだろうな”と楽しみにしていたんですけど、一発で成功したんでヤバいなと」と述べた際には、永野さんから「失敗するのを楽しみにしないでください！」とツッコミが入り、笑いが巻き起こりました。

一方、進藤に憧れるAD・本橋悠介役の道枝さんは、阿部さんと対峙したシーンで衝撃を受けたそうで、「阿部さんのお芝居を真正面から受けるシーンがあったんですけど、阿部さんのパワーがすごすぎて、泣きそうになったのを覚えています」と苦笑い。阿部さんとしても大事な場面だったため、思いきってやった、と振り返りました。

そんな道枝さん演じる本橋について、阿部さんが印象を語る一幕も。阿部さんは「（ADとして）すごく使えるんですよ」と笑顔を見せつつ「忍者みたいに素早くて、神出鬼没なので、役としてすごく面白い。そんな役を道枝くんがチャーミングにやってくれていますし、今後もそういったシーンがたくさん出てくるので、皆さん楽しみにしていてください」と呼びかけました。

最後に阿部さんは、本作の魅力について「報道の裏側を描く、ジャーナリズムの裏側を描く、そういう作品です。今は、いろんな情報が錯綜していて、どの情報を受け取るべきか考える時代になってきました。この作品で（報道の現場で）働く人たちの生き方を見て、いろいろ考えていただく瞬間があってもいいのかなと思います。ハラハラドキドキの作品ですので、ぜひこの本物のエンターテイメントを楽しみにしていてください」と語っていました。

キャスター ナビ

2025年

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