ドラマファンが選んだ「2024年秋ドラマ期待度ランキング」
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ドラマファンが選んだ「2024年秋ドラマ期待度ランキング」

2024.10.15 15:00

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この秋もたくさんの新作ドラマが放送される中で、ドラマファンが特に注目しているのはどの作品なのか──?

U-NEXT SQUAREでは、ドラマファンのみなさん300人に「期待している2024年の秋ドラマ」を選んでいただきました。すでに放送中の作品もありますが、まだまだ遅くありません。上位10作品を発表します!

海に眠るダイヤモンド

映画『ラストマイル』やドラマ『アンナチュラル』『MIU404』などを生み出してきた、脚本・野木亜紀子×監督・塚原あゆ子×プロデューサー・新井順子の強力チームの最新作。石炭産業で躍進した1950年代の長崎県・端島(軍艦島)と、現代の東京という2つの時代を舞台に、70年にわたる愛と青春と友情、そして家族の壮大な物語を描く、時代を超えたヒューマンラブエンターテインメント。

緻密な構成と予測できない展開の社会派エンタメに定評のある野木のオリジナル脚本に挑むのは、一人二役で過去と現代の対照的な主人公を演じる神木隆之介ほか、斎藤工、杉咲花、池田エライザ、清水尋也、中嶋朋子、國村隼、土屋太鳳、沢村一樹、宮本信子ら豪華俳優陣。

1950年代の端島を再現したロケセットや全国を巡って撮影した美しい風景など、こだわりの画作りも必見。

配信開始前、または配信終了しています。

嘘解きレトリック

昭和初期を舞台に、やたら鋭い観察眼を持つ推理とハッタリに長けた借金まみれの貧乏探偵と、ウソを聞き分ける奇妙な能力者の探偵助手という異色バディが、“ウソ”と“マコト”が入り交じる難事件を解決していくレトロモダン路地裏探偵活劇。

初共演の鈴鹿央士と松本穂香がW主演し、味方良介、片山友希、杉本哲太、若村麻由美らが共演。都戸利津の同名人気漫画を、『ガリレオ』シリーズの西谷弘監督×鈴木吉弘プロデューサーの強力タッグが、永山耕三(『東京ラブストーリー』『ロングバケーション』など)や鈴木雅之(『HERO』『王様のレストラン』など)らのベテラン監督も交えて連続ドラマ化。

和洋の文化が混ざり合ったレトロモダンな世界観も見どころで、異色の男女バディが嘘と謎を解き明かすミステリー&ラブストーリー。

モンスター

常識や感情に左右されず、型破りな行動をする “モンスター弁護士”が、勝つためには手段を選ばず、まるでゲームのように法廷闘争に立ち向かう。『僕の生きる道』など“僕”シリーズ3部作でも組んだ橋部敦子と関西テレビによるオリジナル脚本を1話完結で描いたリーガルエンターテインメント。

高校3年生で司法試験に一発合格した謎の多い主人公弁護士を趣里が務め、ジェシー(SixTONES)、宇野祥平、音月桂、中川翼、YOU、古田新太らが共演。第1話には萩原利久、美波、藤吉夏鈴(櫻坂46)が出演するなど、各話の豪華ゲストも見どころ。

少女のように微笑みながら物事の本質を冷静に見抜くコワカワの新人弁護士が、現代ならではの様々な問題と向き合い、周囲の価値観を覆しながら真実を突き詰め、人間の闇も暴き出す。“モンスター”の真の意味にも注目。

ライオンの隠れ家

弟のために生きる市役所勤務の兄と自閉スペクトラム症の弟が穏やかに暮らす家に、「ライオン」と名乗る謎の男の子が突然現れたことから、兄弟が“ある事件”に巻き込まれていくオリジナル脚本のヒューマンサスペンス。

初共演の柳楽優弥&坂東龍汰が兄弟役を演じ、齋藤飛鳥、柿澤勇人、尾崎匠海(INI)、桜井ユキ、岡山天音、でんでん、向井理、尾野真千子らが共演。ライオン役には自然体の演技が新鮮な佐藤大空をオーディションで抜擢。主題歌を手掛けたVaundyが、冒頭タイトルバック映像の音楽&監督も担当したことでも注目を集めた。

見知らぬ子どもとの慣れない共同生活の中、なぜライオンと名乗るのか、預けてきたのは誰で目的は何なのか、その真相を追いつつ家族愛や兄弟愛の変化を映し出す。感動的なホームドラマと謎の登場人物も多い不穏なミステリーが融合した愛と絆の物語。

相棒 season23

“陸の孤島”“人材の墓場”と揶揄される警視庁の窓際部署「特命係」の刑事・杉下右京とその相棒が数々の難事件を解決していく、2000年からスタートした大人気刑事ドラマシリーズの最新作。

切れモノすぎて制御の利かない厄介者として上層部から睨まれている杉下右京役の水谷豊、初代相棒で『season21』から五代目相棒として復帰した亀山薫役の寺脇康文はもちろん、レギュラーキャスト陣が続投。

ゲストキャラの再登場も長期シリーズならではの魅力で、初回拡大スペシャルの第1話「警察官A」には、加藤清史郎が演じた『season16』の第19話「少年A」の少年Aこと高田創が再登場。かつて母親からネグレクトを受けて“無戸籍児”だった創は、右京に救われて弟と共に児童養護施設に入所したが、警察官となって右京と再会を果たすことに……。

あのクズを殴ってやりたいんだ

結婚式当日にクズな彼氏の浮気が発覚して破局したアラサーの主人公が、人生どん底のタイミングで謎の金髪男と出会ったことをきっかけに、「もうクズな男に泣かされるのは嫌だ!」と一念発起。自分を変えるために始めたボクシングの魅力に目覚めていく姿をオリジナル脚本で描いた“クズきゅん”ガチンコボクシングラブコメディ。

奈緒がTBSドラマに初主演し、玉森裕太、岡崎紗絵、小関裕太、倉悠貴、鳴海唯、玉井詩織(ももいろクローバーZ)、渡部篤郎、斉藤由貴らが共演。さらにプロボクサーの那須川天心が、毎回別の役で出演する。

恋もボクシングも痛みを乗り越えて本気で立ち向かいぶつかり合う姿は、誰もが応援したくなること間違いなし。本格的なトレーニングを受けて挑む奈緒のボクシングシーンと、玉森の沼らせ男っぷりも見逃せない。

それぞれの孤独のグルメ

久住昌之の原作を谷口ジローが作画した漫画『孤独のグルメ』を、松重豊主演で2012年より連続ドラマ化。輸入雑貨商を営む主人公・井之頭五郎が営業先で見つけた食事処にふらりと立ち寄り、食べたいと思ったものを誰にも邪魔されず、気を遣わずに自由に食す、至福の時間を描く大人気グルメドキュメンタリードラマの最新作。

11作目となる今回は、主役の松重豊自身が構想、企画発案。五郎だけじゃない“様々な職業の人のグルメ・独り飯”にフォーカスを当て、性別、年齢、職業、それぞれの環境でそれぞれが自由気ままに“孤独のグルメ”を楽しむ時間を、太田光(爆笑問題)、マキタスポーツ、板谷由夏ら多彩なゲストからそれぞれの物語として描く。

五郎と各話それぞれの主人公がどんな絶品グルメと出会うのか、新たな視点で幸福な飯テロを味わえる。

民王R

現職総理大臣とおバカな息子の心と身体が入れ替わる奇想天外な物語が人気を博した、2015年放送の池井戸潤原作ドラマ『民王』の続編。今回は原作にインスパイアされたドラマオリジナルストーリーとなる痛快政治エンターテインメント。

主人公・武藤泰山役の遠藤憲一と、峯村リエ、山内圭哉、金田明夫が続投し、大橋和也(なにわ男子)、あの、山時聡真、溝端淳平、満島真之介、岸部一徳らが新キャストとして参戦。

前作で未曾有の事態に見舞われながらも総理大臣を務め上げた武藤泰山は、政界引退も間近と思われていた中、再び総理の打診を受ける。しかしそんな矢先にまたしても“入れ替わり”の大珍事が起き、今回は泰山と全国民の中の誰かがランダムに入れ替わってしまうことに。遠藤が毎話、違った人物と入れ替わった姿を大熱演する姿は爆笑間違いなし⁉

わたしの宝物

夫以外の男性との子どもを、夫との子と偽って産んで育てる「托卵(たくらん)」を題材に、“大切な宝物”を守るために悪女になることを決意したひとりの女性とその夫、そして彼女が愛した彼、3人のもつれあう感情を完全オリジナル脚本で描いた、ひりつく大人の愛憎劇。

禁断の選択をする主人公の主婦役は、『西園寺さんは家事をしない』に続いて2クール連続で民放連ドラの主演を務める松本若菜。共演は、田中圭、深澤辰哉、さとうほなみ、恒松祐里、多岐川裕美、北村一輝ら。

平日昼間の不倫や夫婦のセックスレスなどを描いて社会現象を巻き起こした『昼顔~平日午後3時の恋人たち~』『あなたがしてくれなくても』に続く、踏み越えてはいけない一線で葛藤する女性や夫婦のタブーを扱ったドラマの第3弾。今回は「托卵」が新たな旋風を巻き起こしそう。

Qrosの女 スクープという名の狂気

「芸能界」&「週刊誌」が舞台の誉田哲也の長編小説をドラマ化。ゴシップ週刊誌の敏腕芸能記者が、話題のCM美女「Qrosの女」との出会いを機に思いもよらぬ事件に巻き込まれ、自らの存在意義、プライド、情熱と向き合い直す。誰もが気になる衝撃スクープの裏側や出版社と記者の実情を、1話完結の物語と全話を通した謎の女を巡る物語から描き、スキャンダルまみれの芸能界の闇を炙り出す。ミステリーとサスペンスが入り混じる、刺激に満ちたゴシップエンターテインメント。

スクープを連発する主人公記者を桐谷健太が演じ、影山拓也(IMP.)、黎架、田村保乃(櫻坂46)、川島海荷、岡部たかし、哀川翔らが共演。

人はなぜゴシップを求めるのか、真実を暴くことが果たして善なのか。人間の“知りたい”欲望の怖さや醜さに向き合い、ゴシップの真実に迫っていく。

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