前回、日高いろは（池村碧彩）の担任・佐々木智也（中村蒼）に秘密を突き止められた花村薫（波瑠）。これから一体どうなるのか？

重大局面に突入した『フェイクマミー』第4話では、あのキャラクターの意外な素顔や、衝撃の事実が明らかとなった。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

「花村薫はニセママである」。そう確信したササエルこと智也は、日高茉海恵（川栄李奈）のSNSアカウントでの違和感、「ママ」と「マミー」を使い分けていたいろはの作文、書類の筆跡の違い、薫が家庭教師時代の教え子だったことなど、すべて言い当てる。

観念した薫がすべてを話そうとしたその時、「ドバイ帰りの夫」を装った黒木竜馬（Snow Man・向井康二）が登場。いきなり薫の肩に手をやり「久しぶり。会いたかった」と抱き寄せた。

難を逃れたあと、薫が「ハグはやりすぎじゃないですか？」と指摘するも、黒木は「久しぶりに会う夫婦なんだからあれくらい普通でしょ」と意に介さなかった。そんな2人のハグはドキドキ展開のはずなのに、黒木が着ている「I♡DUBAI」Tシャツが気になって、それどころではなかった！

保護者主催で模擬店を開く「ファミリーデー」が行われた。薫たちは、茉海恵の発案で野菜と果物を使ったフレッシュジュースの店を開く。最初は閑古鳥が鳴いていたものの、次第に行列ができて成功を収めた。

そんな中、フレッシュジュースを飲んだ智也が、薫を呼び出した。智也は薫に、偽装の家族を名乗って保護者コミュニティに入り込む「特殊詐欺」の片棒を担がされているのではないか、と問いかける。さらに主犯格は父親役の黒木であり、茉海恵たちの会社「RAINBOWLAB」はフロント企業だ、と。そうして妄想を膨らませつつ「もしかすると、人身売買の国際的な犯罪組織とつながっているのかもしれない」、「さっき模擬店のジュースを飲んだときにすべてがつながったんだ。あれは虹汁のレシピだ！」と推理を述べる智也に、薫は“名探偵みたくなってる……！”と思うのだった。

推理を一蹴され、薫が真実を述べた際には「上に報告させていただきます」と“先生”の役目をしっかり果たすも、一人になると「完璧な推理だと思ったのに。全然違った。めちゃくちゃ恥ずかしい！」とつぶやいた。

『フェイクマミー』はクセのあるキャラクターが多いが、まさか智也までクセまみれだったとは。智也の知られざる一面は親しみやすさを感じるし、今後も彼のキュートな姿が見られそうでワクワクする。次回以降も、推理を外しまくる“名探偵ササエル”（序盤はバンバン言い当てて鋭かったのに！）の登場に期待したい。

第4話はマシンガンを連射するかのように、衝撃の事実が明らかになった。薫が働いていた会社の元役員で、現在はRAINBOWLABのライバル会社・三ツ橋食品の代表取締役社長である本橋慎吾（笠松将）の妻が、薫のママ友・さゆり（田中みな実）であること、さらに茉海恵とも関係があったのだ。

ファミリーデーで慎吾を見た茉海恵は、顔面蒼白に。薫と黒木に「あいつ、いろはの父親なんだ」と告白する。ということは、さゆりと慎吾の息子で、いろはの同級生でもある圭吾（高嶋龍之介）とは、きょうだい!?

これまで薫や茉海恵たちとほぼ絡みがなく、ずっと不穏な空気をまとっていた慎吾。まさか、物語序盤から謎に包まれていた、いろはの父親、さゆりの夫の正体が彼だったとはーー。そんな慎吾は、茉海恵や薫はもちろん、会社的にも厄介な存在。引き続き、物語をかき乱しそうでゾッとする……。

次回第5話は、智也、薫、茉海恵、いろはの4人で話し合いがもたれることに。そして慎吾も「RAINBOWLABのヒビを見つけたいんです。会社ごと割れちゃうくらいのやつ」と動き出す。来週も手に汗握る展開となりそうだ。

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フェイクマミー

第４話 重要人物全員集合…!?学園保護者イベントの乱！

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