日曜劇場『下剋上球児』制作発表会に鈴木亮平さん、黒木華さん、井川遥さん、小日向文世さんが登場！

2023.10.15 17:00

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TBSでこの秋にスタートするドラマの出演者が一堂に会した合同制作発表『TBS DRAMA COLLECTION 2023 Autumn!!』が10月14日（土）に開催されました。

参加ドラマは、日曜劇場『下剋上球児』（10月15日～毎週日曜よる9時）、火曜ドラマ『マイ・セカンド・アオハル』（10月17日～毎週火曜よる10時）、金曜ドラマ『フェルマーの料理』（10月20日～毎週金曜よる10時）の3作品。

合同制作発表から、『下剋上球児』に出演する鈴木亮平さん、黒木華さん、井川遥さん、小日向文世さん4名の会見の様子をレポートします。

日曜劇場らしいスケールと、個性豊かな役者陣の競演に注目！

『下剋上球児』は、三重県にある10年連続一回戦負けの越山高校弱小野球部が、甲子園を目指して下剋上を繰り広げ、それを軸に、現代社会が抱える社会や地域の問題、それぞれの家族の悩みや葛藤、そして様々な愛が描かれる物語で、″ドリームヒューマンエンターテインメント″という壮大なキャッチコピーがつけられています。2年ぶりの日曜劇場への出演となる鈴木さんは、「スタジアムを借りてたくさんのエキストラの方に集まっていただいて、開会式も再現して実際に試合もして」と、日曜劇場のスケールの大きさを語ってくれました。

TBS DRAMA COLLECTION 2023 Autumn!!_下剋上球児_02 — ©TBSスパークル／TBS　©TBS

続けて、鈴木さん演じる南雲脩司の役柄について「30代にしてもう一度大学に入り直して先生を目指し…」と話し始めると、MCのニューヨークからは、「いやいやいや、それ広瀬アリスさんです（『マイ・セカンド・アオハル』の役設定）。ややこしいから（笑）」とツッコミが。しかし、「そう思うでしょ？本当なんですよ！」と、MC陣を見ながらニヤリと鈴木さん。「30代で先生になる夢を捨てきれなくて大学に入り直し、そして先生になった先生の話。元々高校野球をやっていて、そこからもう一度生徒たちと一緒に高校野球で甲子園を目指しながら青春を取り戻していく、大人と子供が一緒に成長していく物語です」。

そんな南雲先生を野球部に誘うのが、黒木さん演じる家庭科教師の山住香南子。「子供の頃から野球が好きで、自分でスコアボードを書いたり、選手の研究をしたりするくらい野球好きな熱い先生を演じています」。

井川さんは、南雲先生の妻・美香役。三重県出身の役どころなので、独特な三重弁のイントネーションを習得しながら、南雲先生を鼓舞して支える美香を演じています。MCのニューヨークの屋敷さんが三重県出身ということもあり、井川さんと三重弁トークで盛り上がる場面も見られました。

そして、「声をかけていただいて幸せです」と話す小日向さんは、『VIVANT』に続いて2回連続の日曜劇場への出演。弱小野球部に溺愛する孫がおり、その孫のためにトウモロコシ畑をつぶしてグラウンドを作る地元の大地主・犬塚樹生を演じています。役柄について聞かれた小日向さんは、「父親が作った財産を食いつぶしている役です（笑）」と会場の笑いを誘いました。

TBS DRAMA COLLECTION 2023 Autumn!!_下剋上球児_03 — ©TBSスパークル／TBS　©TBS

長い準備期間を経て作られたドラマは見どころしかない

様々な見どころがある中で、【深みのある人間ドラマ】という大きなポイントについて鈴木さんはこのように語ってくれました。「日曜劇場はこれまでも色々なスポーツを題材にしたドラマがありましたけど、今回はちょっとテイストが違っていて。『最愛』や『アンナチュラル』などの作品を作り上げてきたチームが『下剋上球児』を作っていまして、ある種、日曜劇場らしくない、こんな風に野球を描くんだ、こんな種類の感動がスポーツから得られるんだと思っていただけるドラマになっています」。

野球がテーマということで、【本格的な野球シーン】も大きな見どころ！実際に6ヶ月以上かけて野球経験者の役者をオーディションで選び、合宿を重ねて本番に挑んだ徹底ぶり（その様子はスピンオフとして配信中）。野球部部長を務める山住先生演じる黒木さんも、「彼らを見ていると元気も勇気ももらえるし、引っ張られて頑張ってしまうんですよね」と話します。鈴木さんも休憩時間中に生徒役のメンバーとノックの練習をしているそうで、甲子園出場経験アリ、強豪で4番打者経験アリの役者らが演じるドラマとリアルな野球シーンは大注目です。

下剋上セレクション完全版〜ドラマ出演を懸けた熱き予選大会〜日曜劇場「下剋上球児」スピンオフ企画

2023年

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「泣いちゃうんですよ…」作品に対する思い入れの強さが伝わる

鈴木さんが撮影現場で生徒たちと手押し相撲をしたり、黒木さんが食べた三重グルメを鈴木さんに紹介したりと、撮影現場の雰囲気や仲の良さが伝わるエピソードも披露。長く準備をしてきて、キャストやスタッフの信頼関係がしっかり育まれたなかで満を持してスタートする『下剋上球児』。

合同制作発表のラストにコメントを求められた鈴木さんは、言葉を詰まらせながら「泣いちゃうんですよ…」とひと言。その言葉に、黒木さん、井川さん、小日向さんも、うんうんと頷きながら鈴木さんに優しい眼差しを向けていました。「生きているって素晴らしいなって思っていただけるドラマになっていると思います。スポーツ好きな方もそうじゃない方も全員が楽しめる、家族みんなで観ていただけるドラマになっています。高校球児たちの成長を見届けて、誰かのファンになってください！」と、座長らしい力強いコメントで締めくくってくれました。