『西園寺さんは家事をしない』最終回、一緒にいることにこだわった3人の結末に視聴者から絶賛の声
ここまで偽家族として生活してきた3名が出した、“らしさ”溢れる結末に絶賛の声が寄せられた。
松本若菜が主演を務めるTBS火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』の第1話が7月9日に放送。第1話では、松村北斗(SixTONES)演じるイケメンエンジニア・楠見俊直のパパっぷりが話題となり、特に涙のラストシーンはSNS上で大きな反響を呼んだ。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
主人公・西園寺一妃(さいおんじ・いつき)は、アプリ制作会社でバリバリ働く38歳の独身女性。社内での評判は上々で上司や先輩・後輩、取引先からの信頼も厚いというキャラクターだ。
そんな西園寺さんは、絶対に家事をやりたくないという確固とした意思を持つ女性。
その徹底ぶりはなかなかなもので、「掃除なんてしなくても死なない」「料理できなくてもご飯は買えるから問題なし」「服やパンツは全自動洗濯乾燥機から取り出してそのまま着れば効率的」などなど…。
正直、大きな声では言えないけれど「わかる」と思ってしまった視聴者もいるのではないだろうか。(私はちょっと…いや、かなり共感した)
そんな西園寺さんの前に現れたアメリカ帰りの天才肌なエンジニア・楠見は、無愛想で変わり者。
会社では実は4歳の娘・ルカを育てる訳ありシングルファーザーという顔を隠していた。
この楠見、ルカちゃんの前だとデレデレでとにかく良い。定時に絶対に退社するのも、風邪の体に鞭を打つのも「ルカを悲しませない」ためと、とにかく娘思い。
特にキュンとさせられたのは、妻が死んでからの日々を回想する際の2人の何気ない毎日を切り取ったシーン。
この姿にSNSでは「北斗くんのパパ姿良い!」「ルカちゃんと一緒のシーン、癒される」などの声が多数。松村がパパ役として奮闘している姿に絶賛の声が上がっていた。
しかし、こうやって楠見が完璧なパパを目指すのには理由があった。
それは、亡き妻が娘に愛情を持って接し、家事や子育てに丁寧に取り組んでいたと感じていたから。自分がその妻の代わりになるために、と側から見たら心配になるレベルでストイックに“完璧なパパ”であろうとしていたのだ。
そんな楠見に助け舟を出したのが西園寺だった。
実は西園寺自身が家事をしないのは、ただ怠惰なだけではない。幼少期に家事を完璧にこなす母親が、ある日突然「ごめんなさい」という書き置きをして出て行ってしまったことがトラウマになっていたのだ。そんな母の姿と楠見の姿を重ねてしまった西園寺。
このことを聞いた楠見は、心中を吐露。すると、そこにルカがやってきて、お母さんが家事を楽しんでいたことを思い出させるエピソードを明かした。
これを聞いた楠見は涙。妻が死んでから悲しむ暇もなく、楽しむこともなく、“ただただルカのためのいい父親”として過ごしてきたこと、自分を蔑ろにしていたことに気づき「ごめん。パパ、ダメだね」と号泣するのだった。
これを見た西園寺は痺れを切らしたように「もう少しここにいなよ!」と火事で住居を失ってしまった楠見に提案。「ダメでもダメじゃないんだよ、それが楠見くんじゃん。それを否定する権利なんて誰にもない。楠見くんにもない」「悲しむ時間もない生活のほうが、もっともっとダメだよ」と力強く言い放ったのだった。
このシーンにSNS上では「めちゃくちゃ泣いた」「楠見くんの気持ちわかる」「西園寺さんに泣かされた」など絶賛の嵐。
毎週火曜22時、私たちの心をすっと軽く、そして温かい気持ちにしてくれる作品になることを確信した第1話だった。
第1話の視聴はこちらから
第2話予告編はこちらから
公式サイトはこちらから
ここまで偽家族として生活してきた3名が出した、“らしさ”溢れる結末に絶賛の声が寄せられた。
岩崎愛奈プロデューサーに、心に残っている出来事や最終回に向けた視聴者へのメッセージを聞きました!
主人公・西園寺一妃は楠見に別居することを提案するが、別居を決意した理由が嘘だと判明し、物語は急展開を迎えた。
第9話では、主人公・西園寺一妃がYouTuber・カズト横井に別れを告げる。それを受けての横井の奮闘ぶりに心を揺さぶられる展開となった。
EBiDANは、役者として個人で活躍するメンバーも多数。そこで今回は、各グループのメンバーが出演しているドラマ・映画作品を紹介します!
ここまで偽家族として生活してきた3名が出した、“らしさ”溢れる結末に絶賛の声が寄せられた。