『西園寺さんは家事をしない』最終回、一緒にいることにこだわった3人の結末に視聴者から絶賛の声
ここまで偽家族として生活してきた3名が出した、“らしさ”溢れる結末に絶賛の声が寄せられた。
松本若菜が主演を務めるTBS火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』の第10話が9月10日に放送された。主人公・西園寺一妃は父と同居するために、楠見(松村北斗)に「この家を出ていってほしい」と告げる。しかしその理由が楠見に嘘だとばれ、物語は急展開を迎えた。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
第9話は、西園寺が楠見に「家から出ていってほしい」と告げたシーンで終了したが、今回、西園寺は父の骨折を理由に、自宅での父との同居を決めたと説明した。
これを聞いた楠見は、やむを得ない事情だからと理解し、すぐに出ていくよう手配を始める。
しかし、楠見の本心は「助かった」というものだった。
それは、叶わぬ恋の苦しみからの解放。……というよりも、亡き母を思い出して、泣きじゃくる娘・ルカ(倉田瑛茉)のことを考え「妻以外の誰かとうまくいこうとは思っていない」という気持ちからだった。
そのため、楠見は気持ちを西園寺に伝えようとはしない。
しかし、西園寺が楠見に「出て行ってほしい」といった理由が嘘であると判明し、状況が一変。
「どういうことか説明してもらってもいいですか?」と楠見は詰め寄る。さらに、鈍感な彼は、西園寺と横井(津田健次郎)が別れたことにも気づかず、ふたりの同居のために、自分が追い出されると思い込んでいた。
ここからふたりの口論はヒートアップ。お互いの性格を言い当てるなかで、西園寺は「私には楠見くんを語る権利がある!だって、私は楠見くんのことが好きだから」と勢いのままに告白。これを聞き、楠見も「僕だって、西園寺さんが好きです!」と返答。しかし、西園寺「違う!おお!?」と驚きの声を上げる。
これまでにも数々の胸キュンシーンが誕生した火曜10時枠で、ここまで笑える告白シーンがあっただろうか。お互いの思いを伝え合った後の「お!?」と目を丸くする反応は、なんてコミカルなんだと思ってしまった。
しかし、その後で静寂が訪れる。お互いに同じ気持ちを抱きながらも「でも……」この恋が成就しても良いのだろうかという葛藤が、ふたりの間に生まれていた。ゆっくりと歩きながら初めて手を繋ぐが、西園寺宅が見えた時にはルカを思って手を離す。
ここで流れる主題歌BUMP OF CHICKENの「strawberry」の歌詞、<ああせめて離れたくない こぼれ落ちる前に 受け止めさせて ひとりにしないで>という歌詞がマッチ。
ルカを含めた3人の関係がどうなるのか。ラストにはルカの家出騒動も。いよいよ次週は、最終回。この2人、いや3人と1匹から最後まで目が離せない。
第10話の視聴はこちらから
最終回の予告編はこちらから
ここまで偽家族として生活してきた3名が出した、“らしさ”溢れる結末に絶賛の声が寄せられた。
岩崎愛奈プロデューサーに、心に残っている出来事や最終回に向けた視聴者へのメッセージを聞きました!
第9話では、主人公・西園寺一妃がYouTuber・カズト横井に別れを告げる。それを受けての横井の奮闘ぶりに心を揺さぶられる展開となった。
第8話では、西園寺一妃の本彼氏になったYouTuber・カズト横井の奮闘と、西園寺からの突然の告白にモヤモヤを抱える楠見俊直の心境が描かれた。
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ここまで偽家族として生活してきた3名が出した、“らしさ”溢れる結末に絶賛の声が寄せられた。