『西園寺さんは家事をしない』最終回、一緒にいることにこだわった3人の結末に視聴者から絶賛の声
ここまで偽家族として生活してきた3名が出した、“らしさ”溢れる結末に絶賛の声が寄せられた。
松本若菜が主演を務めるTBS火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』の第8話が8月27日に放送された。第8話では、主人公・西園寺一妃の仮彼氏から本彼氏になったYouTuber・カズト横井(津田健次郎)の奮闘と、西園寺からの突然の告白にモヤモヤを抱える楠見俊直(松村北斗)の心境が描かれた。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
第7話で”自己満”と前置きをした上で「本当は少し好きだったよ、楠見くんのこと」と告白した西園寺。彼女自身はスッキリした様子だが、楠見はモヤついた気持ちに。なんとなく西園寺のことを見ないように、気持ちに蓋をするようになっていった。
そんな楠見の気持ちなんて、露知らず。西園寺は、YouTuber・カズト横井が仮彼氏から本彼氏になり新たな関係に浮かれていた。
一方、横井は西園寺宅にお泊まりするチャンスが来るも、泊まるのは西園寺の部屋ではなくルカ、楠見が暮らす別邸。また意を決して花火大会に誘うも「その日はルカちゃんの子守りなので……」と返され「だったら3人で見ましょう」と”いい人”を炸裂させてしまうなど、なにかと不憫な横井。
天真爛漫で素直なところは西園寺の良さではあるが、勇気を振り絞って“本彼氏”としての胸キュン行動に出た横井の視点から想像すると少々残酷なのも事実だ。
これに一石を投じたのが幼なじみの小西洋介(塚本隆史)。「わかんないのは一妃だよ!」「どんだけの勇気を振り絞って誘ったと思ってんだ?」「2人っきりになれなかったことをもう少し悔しがれよ!」と西園寺の鈍感さを指摘。
たしかにそうだ。せっかく付き合ったのに、あまりにも彼氏・彼女感がない。「大人の恋愛ってそんなもんなんだろうか?」個人的には西園寺と横井が2人きりでキュンキュンし合うデートを見たいからこそ、そんなふうに思ってしまった。
一方、モヤモヤを抱えた楠見を救ったのは、亡き妻・瑠衣(松井愛莉)だった。
実は瑠衣、エリサ(太田莉菜)に「1年後に渡してほしい」と楠見への数式を託していた。数式とは、恋愛下手な楠見と瑠衣を繋ぐ絆のようなもの。2人がパートナーの関係になったのには、2人とも「先へ先へ進むしかなくここは通過地点に過ぎない」というところに数式のおもしろさを感じていたからだった。
そして、数式を解いた楠見は「先に進めるし、先に進むしかない」ということに気付かされる。それは瑠衣の優しさなのだろう。「自分がいなくなってから1年後、もう楠見くんは先に進めるし、先に進むしかない」ということを伝えるために残した数式だったのだ。
この数式を解いた楠見は、感情を抑えきれず西園寺に心情を吐露する。いつもは理性的に、話したいことをきちんと自分の中で咀嚼してから話す楠見が、これほどまでに取り乱すのは珍しい。まるで子供のように泣きじゃくりながら話す姿は、見ているこちらの感情を揺さぶるものもある。さすが、泣きの演技をさせたら右に出る者なしの松村北斗。思わずもらい泣きしてしまった視聴者もいるのではないだろうか。
そして、楠見を見て、西園寺はハグ。楠見の心の内を知り、西園寺の気持ちは再び楠見へと傾きそうな予感。今後の展開からも目が離せない。
第8話の視聴はこちらから
第9話予告編はこちらから
ここまで偽家族として生活してきた3名が出した、“らしさ”溢れる結末に絶賛の声が寄せられた。
岩崎愛奈プロデューサーに、心に残っている出来事や最終回に向けた視聴者へのメッセージを聞きました!
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第9話では、主人公・西園寺一妃がYouTuber・カズト横井に別れを告げる。それを受けての横井の奮闘ぶりに心を揺さぶられる展開となった。
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