『西園寺さんは家事をしない』最終回、一緒にいることにこだわった3人の結末に視聴者から絶賛の声
ここまで偽家族として生活してきた3名が出した、“らしさ”溢れる結末に絶賛の声が寄せられた。
松本若菜が主演を務めるTBS火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』の第2話が7月16日に放送。第2話では、松本演じる主人公・西園寺一妃と松村北斗(SixTONES)演じるシングルファザー楠見俊直が助け合い、SNSでは共感する声が見受けられた。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
西園寺が貸す家で暮らし始めた楠見と娘のルカ(倉田瑛茉)。1つ壁を隔てた共同生活は西園寺が予想する以上に大変なものであった。
それは、壁を1つ隔てているとはいえ、2人の朝のバタバタとした生活音が聞こえてきたり、いつ見られているかわからない状況であまり気が休まらなかったり。お互いに気を遣い合い……。
共同生活のデメリットを考えさせられた。
特に「これはしんどいかも」と思ったのが、楠見が家事が苦手な西園寺のために「やらせてください!」と家事をするシーン。
西園寺さんと同じく家事が苦手な筆者、これを友人にやられたことがあるのだが、くつろぐわけにもいかず、だからといって手伝っても足手まといになってしまい……という経験がある。そして「なんか、ごめんね……私は気にならないけど、そういうところも掃除しなきゃなんだね」と居た堪れなさに直面させられるのが本当に辛い。もちろん、相手は良かれと思ってやってくれているのだろうけど西園寺さんが「なんか、もういいかも!」と楠見を半ば強引に返した気持ちがとてもよくわかった。
ちなみにこの楠見が家事代行してくれている間、ルカがとにかくかわいい。
特に空気清浄機にむかって「あいやいやいや〜」とやるシーンは、あまりにもかわいすぎる。第1話からルカ演じる瑛茉ちゃんの自然体な様子が話題だが、これは素なのか、演技なのか。いずれにせよ、かわいいのだからどっちだっていい。改めて火曜22時、ルカ、そしてルカと楠見のやりとりに癒されるなと感じたシーンであった。
また、終盤、仕事でミスをしてしまった西園寺に取引先の社長が「前例がないことを古い人間に通したいなら、信頼だけは守ってくれよ」と言ったシーンは考えさせられるものがあった。
世間からは「家族じゃないから」と扱われルカのお迎えもできず、父からは“普通は”結婚して子供もいる年頃と言われカチンときてしまった西園寺。
前例のない自分の生活っぷりを理解されないことが続いたからこそ、この言葉が響いたようでラストには楠見に“偽家族”になることを提案。
今後、3人の関係はどうなっていくのか。来週も見逃せない。
第2話の視聴はこちらから
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ここまで偽家族として生活してきた3名が出した、“らしさ”溢れる結末に絶賛の声が寄せられた。
岩崎愛奈プロデューサーに、心に残っている出来事や最終回に向けた視聴者へのメッセージを聞きました!
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