『西園寺さんは家事をしない』最終回、一緒にいることにこだわった3人の結末に視聴者から絶賛の声
ここまで偽家族として生活してきた3名が出した、“らしさ”溢れる結末に絶賛の声が寄せられた。
松本若菜が主演を務めるTBS火曜ドラマ『西園寺さんは家事をしない』の第6話が8月13日に放送された。第6話では、主人公・西園寺一妃とYouTuber・カズト横井(津田健次郎)が急接近。彼の魅力が視聴者から絶賛される回だった。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
前回、横井からの告白と、それを阻止する楠見(松村北斗)の行動に翻弄されてしまった西園寺。2人から同時にアプローチを受けたことで、恋愛がご無沙汰の西園寺はドギマギしてしまう。
しかし、ここでドギマギしたままで終わらせないのが西園寺。彼女はその日の夜、楠見に「話がある」と持ちかけて、2人は話し合いをすることに。
その結果、楠見の西園寺への愛は「家族愛」であるということで落ち着き、西園寺は「ルカちゃんと同等の愛!」と解釈。ポジティブに恋心を成仏させた。
しかし楠見への恋心がなくなったからといって「横井と付き合いたい!」とは思わないのが西園寺。そのため、1度きちんと向き合い、そこでお断りをしようと決心。2人は休日にデートへと出かけることになった。
その日の横井はずっと様子がおかしかった。
YouTuberとしては一流でも、恋愛には疎くて服装もデートプランも今一歩な内容を打ち出してしまう不器用さがある。ただ、横井に緊急事態を知らせる電話が入り、デートは予期せぬ方向へ。
その電話の主は、横井が前職の会社を辞めたころから、たまに出入りしているこども食堂。そこで、横井は到着するや否やすぐさま調理をサポート。夏休みの子どもたちからの要望に“ぐるぐるおじさん”としてリクエストに答えながら、カレーを振る舞った。
また、こども食堂への思いについて「家族以外にも頼れる人がいるんだぞ、というのが広まれば」と話した横井。この一言には西園寺も共感。横井が話しているのを聞いて、自分自身の“偽家族”と重なる点があると思ったからなのか、頭ごなしに横井の告白を断るのではなく、一度しっかりと考え「横井と向き合いたい」と考えるようになった。
ただ、2人が付き合うには横井に偽家族を理解してもらうことが必要であると考えた西園寺。
そこで彼女は楠見の反対を押し切り、横井を家に誘い、ルカと楠見との生活ぶりを見てもらうことにした。
正直なところ、驚きを隠せない横井。
しかしながら「偽家族、僕の理想の形です」「西園寺さん、なかなかできることじゃありません。楠見さん、辛かったですね…」と2人を思いやり、まずは”仮彼氏”として付き合う、と西園寺に話した。これには視聴者も「イイ人すぎる」「素敵!」と反応。終始、横井の良さが溢れた回であった。
実際、いくら素敵なアイディアだと思ったところで、前例のないことは受け入れ難い。
これまでに3人は保育園の保護者たちや、西園寺の父親、楠見の義理の母からの反応を見て、そう感じることも多くあった。
だからこそ、横井のこの決断が、今後どんな展開を見せていくのかは未知数である。ただ、確実に言えるのは横井も西園寺も自分の価値観を相手に押し付けるのではなく、理解をする努力をしようとしているということ。
2人がお互いを尊重し、かつ自分の中にある軸を曲げずに最適な道を歩んでいくことを応援していきたい。
第6話の視聴はこちらから
第7話予告編はこちらから
ここまで偽家族として生活してきた3名が出した、“らしさ”溢れる結末に絶賛の声が寄せられた。
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