井桁弘恵主演のドラマ『私の町の千葉くんは。』の第10話が12月4日にU-NEXTにて独占先行配信された。初恋の相手・悠一（犬飼貴丈）との恋が順調に見える一方、なぜか同棲へと踏み切れないマチ（井桁弘恵）。そのモヤモヤの正体がついに明らかになるが……。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

時に有無を言わせず、自分のペースで事を進める傾向のある悠一。2人は同棲する方向へと話が進み、一緒に暮らす家の内見に向かった。

しかし、そこでマチは「実はまだ家を解約していない……」と打ち明ける。すると悠一は顔をこわばらせ「しばらく距離を置こう」と一言。たしかに、言い出せなかったマチもマチだが、言い出す隙を与えなかった悠一も悠一なのに。視聴者としては少しもやついたシーンであった。

ところで、マチは何を気にかけているのだろうか。悠一のことが好きなはずなのに、憧れていた結婚や同棲に踏み切れないのはなぜなのか。

その答えは、悠人（山下幸輝） とのキスの記憶にあった。

あのキスをなかったことにできないマチは、ついに悠人に直接「ごめんなさい、あの夜のこと」と謝罪。しかし、悠人はどうってことないかのように「あ〜！思い出した」と軽く受け流す。「間違えただけでしょ？兄貴と間違えただけでしょ？」とマチに問いかけ「大丈夫」「先生は何も考えなくていい」と告げる。

あの、悠人……いい男すぎませんか？

普通、好きな相手からのキスをこれほど冷静に受け止められるだろうか。しかも、兄・悠一と間違えられてのキスだと理解しながら「大丈夫」と相手を思いやる発言。さすがに悠人、できた人すぎる！完全にこのドラマにおいて悠人派な筆者は、悠人が勝利したことを確信した瞬間であった。

しかし、あのキスの真相は異なっていた。マチは、相手が悠一ではないと気づきながら、あえてキスを続けていたのだ。

その記憶が蘇り、マチは悠人との“スコーン”とした出会いから今日までを振り返る。実は、マチは出会った瞬間から悠人に強く惹かれていたのだと、ようやく自覚したのだ。

これでようやくマチと悠人が両思いに！そう思ったのも束の間、マチは交通事故に遭ってしまう。やはり教師と生徒の恋は実らないのか。物語はいよいよクライマックスへと向かう。

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私の町の千葉くんは。

第10話 「もう嘘はつきたくない。」

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