井桁弘恵主演のドラマ『私の町の千葉くんは。』の第11話が12月11日にU-NEXTにて独占先行配信された。第11話では、これまで自分の生徒の悠人（山下幸輝）と高校時代の初恋の相手である悠一（犬飼貴丈）の間で揺れ続けてきたマチ（井桁弘恵）がついに決断の時を迎えた。

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

マチが事故に遭ったと聞き、病院に急いで駆けつけた悠一。前回「しばらく距離を置こう」と提案したものの、「俺たちやっぱり、やっぱり一緒にいないとダメだ」と自身の気持ちに気づく。

そして、悠一は病室でそのままマチにプロポーズ。あまりにも直球な、そして真剣な眼差しの「結婚しよう」にキュンときた視聴者も多いことだろう。

数日後、事態に気付いた悠人も病室に訪れる。ここで悠人はマチを見るなり、カーテンを閉めて、しっかりと抱きしめた。困惑しつつも、好意を自覚していたマチは抵抗せず、「どうして？」と言いながらも、どこか嬉しそうな表情を浮かべる。そして2人はその流れのままに唇を重ね合わせる。

「教師だし…」と躊躇いながらも、キスをしてしまえば「頭が全然回らない」と心の中で唱えるほどに溺れている。頭ではわかっていても、心では抗えないほどにマチは悠人が好きなのだ。

しかし、そんな幸せも束の間。2人の姿を目撃した悠一は、激しい怒りと深い絶望を表情に浮かべる。マチは追いかけようとするも、怪我のために動けない。そんな様子を見た悠人は「決めるのは、先生だよ？」と真っ直ぐな眼差しで諭した。

この出来事以降、悠一は結婚を焦るような素振りを見せ始める。その姿を見るにつれ、マチは悠人への想いをより強く自覚していった。

そしてついにマチは悠一からのプロポーズを正式に断り、「悠人が好き」と伝えるが、悠一は「それは高校時代の俺に似ているからじゃない？」とマチの恋心を疑う。たとえそれが出発点だったとしても、今やマチの心は完全に悠人へと向いていた。それでもなお、可能性にすがろうとする悠一の姿を見るのが辛い一コマだった。

こうして独り身となり、悠人への思いに正直になったマチ。

きっとこのまま、マチは悠人と一緒に……と思いきや、教師と生徒という立場の壁は依然として高く、マチは教頭に辞職届を提出する。果たしてこの後どうなってしまうのだろうか。また1週間ヤキモキしながら待つことになりそうだ。

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私の町の千葉くんは。

第11話 「さよなら千葉くん。」

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