『フェイクマミー』第7話、波瑠“薫”と雪解けか?「柳和会」三羽烏・玲香を愛すべき存在に昇華した野呂佳代の演技
波瑠×川栄李奈、正反対の人生を歩んできた2人が「母親なりすまし」で受験に挑む『フェイクマミー』第7話をレビュー

「信頼」というのは頑丈なようでもろい。わずかなヒビが入っただけで粉々に割れてしまう。信頼していた側は心をズタズタに切り裂かれ、もがき苦しむ。そして一生の傷を負うのだ。
『フェイクマミー』第8話は、本橋さゆり(田中みな実)、花村薫(波瑠)、日高茉海恵(川栄李奈)の3人で話し合いをすることに。衝撃の事実を知ったさゆりが、ある行動に出る。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
茉海恵の娘・いろは(池村碧彩)とさゆりの息子・圭吾(高嶋龍之介)がジーニアス推薦留学制度の最終候補生に選ばれた。さゆりは息子が選ばれるかどうか気が気ではなく、「柳和会」の三羽烏からのアドバイスも真剣に聞いていた。
そんななか、さゆり、薫、茉海恵の3人で話し合いが行われた。茉海恵は謝罪しつつ、さゆりの夫・本橋慎吾(笠松将)との出会いから別れ、そしていろはの父親は慎吾で、彼もこの件を知っていると明かす。
嘘は嘘でしか塗り固められない。嘘はリスクを孕んでいて、信頼を粉々に打ち砕く可能性を秘めている。もちろん、薫や茉海恵にも言えない事情はあった。だが、もう手遅れだ。
衝撃の事実を聞いたさゆりは「私はお二人とお友達になれたって、本当に嬉しかったんです。なのに全部嘘。バカみたい」と涙ながらに語る。そして「あなたたちは嘘で何かを守っているつもりなのかもしれないけど、その嘘で傷つく人がいるの……母親としてあり得ない。最低です」と感情をぶつけた。
さゆりにとっては青天の霹靂であり、人生が崩壊するほどの出来事だったはず。薫がニセママであると分かって以降、彼女の人柄はガラリと変わってしまった。それほど大きな分岐点だったのだ。
そんな精神状態なのに、一番フォローしてほしいはずのパートナーが過去を隠している?さゆりはその足で慎吾の会社へと向かい、いろはの件を問い詰めた。どうするつもりなのか、何を企んでいるのかと聞くと「自分の“もの”を手元に戻したいと思うのは当然でしょ」と慎吾。さゆりが「子どもはものじゃありません!」と声をあらげると「こんなに意見するなんて、さゆりさんらしくないじゃない。僕がなぜさゆりさんを選んだのか。自分の存在意義をもう一度問い直したほうがいいよ」と告げ、部屋を出て行った。
結婚をする際に何か条件のようなものを飲んだのだろうか。意味深な発言だった。夫婦は対等であるべきなのに自分の意見すら言えないなんて……。そんな関係を夫婦とは呼ばない。本橋家の闇はまだまだ深そうだ。
最終候補生の中で、圭吾が学力テスト3位であることを知ったさゆり。「トップはいろはさんですか?」、「その子との差はどのくらいなんでしょうか?」と教師に詰め寄ると「頭一つ以上飛び抜けています」との返答が。このままではジーニアスに選ばれないかもしれない。憔悴したさゆりは「日高さんの秘密を知っています。あの子はジーニアスに選ばれてはいけない児童なんです」とパンドラの箱を開ける。
慎吾と茉海恵のことに加えて圭吾のことで頭がいっぱいのさゆり。今のところ、彼女はこの騒動の被害者だ。この大切な時期にメンタルが崩壊する事態に見舞われるなんて……さゆりの笑顔が戻る日はくるのだろうか。
ラストには、薫がニセママであることが公になった。報道陣も学校に多く押しかけ、いろはを迎えに来た薫に取材を試みる。どうやらこれは慎吾が仕掛けたもののようで、「RAINBOWLAB」を買収するため、上場するまで泳がせていたようだ。もはや、どうすることもできないのか。
次回は第9話。すべてを公表するという茉海恵と、いろはや会社のために嘘を突き通すことを提案する薫。2人の意見が分かれる。佐々木智也(中村蒼)や黒木竜馬(Snow Man・向井康二)は薫の提案を受け入れるが……。
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