【ネタバレあり】両想いなのに本当にサヨナラ？切なさ全開！の『賭けからはじまるサヨナラの恋』第4～6話レビュー。山崎紘菜、小関裕太が織り成す“じれキュン”ラブコメディ

2023.08.26 18:00

日本ドラマ

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累計25万部突破した同名コミックを原作に、超絶クールな妄想ヒロインと優柔不断な優男イケメンが織りなす大人気“じれキュン”ラブコメディ『賭けからはじまるサヨナラの恋』。

2ヵ月限定で“嘘のおつき合い”を始めた奈央と里村。奈央のことが好きだと気づいた里村は賭けのことを謝ろうとしますが、なかなか言い出せません。一方、賭けの首謀者の鈴木は、会議室でなぜか奈央と2人きりになろうと仕掛けるのでした。

賭けからはじまるサヨナラの恋

2023年

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※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

サヨナラまで、残り25日。

奈央が里村のことを美化しすぎていると心配した理子は、丸1日一緒に過ごせば里村の本質も見えるのではと思い、宗佑も加えた4人でお泊まりキャンプを計画します。でも、奈央と里村は本物の恋人のように楽しんでいて、相変わらず敵対姿勢の理子でさえ微笑ましく眺めてしまうのです。

そんな中、里村は奈央と2人きりになり、ついに「言わなきゃいけないことがあって」と切り出します。奈央は「あ、終わりだ。賭けのことを打ち明けられる。あと２週間だけでいいからこの関係でいたかったな。ニセモノの恋人でもいいから」、里村への想いが駆け巡り、涙がこみあげます。里村は愛おしそうに奈央の涙をぬぐって思わず顔を近づけますが、他の客がケンカする声がしてきて中断されてしまいます。

その夜。奈央は、里村はこのニセモノの恋を終わらせたいのだと思いこみ、里村との楽しかった時間を思い出します。

「私に向けてくれる笑顔が、全部ニセモノだとは思いたくないな」。

別れを意識して今までのように楽しめなくなっている奈央の切ないシーンですが、悩める奈央が布団にくるまる姿がとってもキュートで、かわいさ全開。奈央を応援したい気持ちがさらに高まります。

一方、里村は宗佑に、近づこうとすると奈央に距離を置かれてしまうと悩みを打ち明けます。

終わりが決まっている恋と知っているから里村に近づききれない奈央と、賭けから始めている罪悪感がありながらもどんどん奈央を好きになる里村。2人のすれ違いの距離はますます広がっていきます。

ある日、職場の近くで理子を待ち伏せした宗佑は、里村を奈央の彼として認めてくれるよう頼むことに。「紘一は女の子をダマすような奴じゃない」と説得しようとするものの、理子は「賭けで告白したくせに？」と激怒。奈央も真相を知っていることを思わず明かしてしまい、奈央と里村を想う親友たちもギクシャクしてしまいます。

サヨナラまで、残り1日。最後のデートと心に誓いながら奈央は里村を誘い、はじめて恋人同士のように手をつないで歩く2人。お互いに“奈央”“紘一くん”と下の名前で呼ぶことにします。水族館、遊園地。無邪気に楽しむ奈央の笑顔を見つめる里村は、「奈央がにこにこしてるの、かわいいなって、ずっと見てた」と素直に伝えます。

「なんてこと言うんだよ。嬉しすぎて寿命が縮んじゃう。でもいい！もっと縮めて!!」ひさしぶりに奈央の心の声が妄想全開モード炸裂です。

帰り際、「奈央、来週また会えるよな」と言う里村に奈央は「もちろん」と返しますが、最後は笑ってお別れしなきゃと、涙を見せないように足早に帰ってしまいます。

そして翌日。退職の挨拶を済ませて、このまま里村に会わずに帰ろうとする奈央。すると廊下から鈴木が里村に「今日中に吉永をふれ」と命令している声が聞こえてきます。

「俺は、吉永のことが…」。里村が言いかけたところに、奈央が出ていき、賭けの始まりからすべて知っていたこと、そして、老舗企業にコネ入社した社員がパワハラ・セクハラしてるって炎上しますよと圧倒し、鈴木を追い払います。

全部俺が悪いと謝る里村を、奈央は「何度も本当のことを打ち明けようとしてくれた」とかばい、「2ヶ月間付き合ってくれて本当に本当にありがとうございました。さようなら」そう言って奈央は里村の元を逃げるように離れていきました。

次の日、里村は奈央にちゃんと自分の気持ちを話そうと総務課に行きますが、奈央が退職したことを知らされるのでした。

SNSでは、「両想いなんだから早く気づいて！」「切なすぎる！」と、本当に2ヶ月で別れてしまった2人への切ないコメントが続出。「里村遅い！今や！」「明日に延ばすな！」と里村にじれながらも、ここからの里村を応援する声が多く寄せられています。すれ違い続けてついに別れてしまった2人──はたして、残り2話で2人の関係はどう変わっていくのでしょうか。