『25時、赤坂で Season2』第9話 羽山`駒木根葵汰’が乗り越える、人として、役者としての壁
主演映画がクランクインした羽山麻水。しかし、自分自身の感情を役としてぶつける、というところで壁にぶつかっていた。

駒木根葵汰&新原泰佑がW主演を務める水ドラマ25『25時、赤坂で Season2』の第3話が、10月15日に放送された。
羽山のマネージャー・明野圭(片山萌美)に関係がバレてしまった白崎由岐(新原泰佑)と羽山麻水(駒木根葵汰)。しかし、改めて互いへの想いを確かめ合い、明野を説得。これからのことも考えて、ふたりは一緒に暮らすことを選択する。
プライベートは絶好調。そんな中、白崎は憧れの演出家が手掛ける舞台「雨と懺悔」のオーディションを受けることになる。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
一緒に暮らすことを提案され、少し戸惑いを見せた白崎。しかし、セキュリティがしっかりしているところであること、互いの家を行き来するよりもリスクが低いことを挙げられ、羽山の提案に頷く。とはいえ、何よりも魅力的なのは一緒にいられる時間が増えることだろう。それに、互いの体のことを考えても、だ。仕事が終わったあとに、どちらかの家に行き、短い逢瀬の時間を重ねることを考えると、白崎としても安心できるはず。なにせ、白崎と会い、ほぼ寝ずに羽山は撮影現場に行くこともあったのだから。
前回の不穏さから一転、一緒に暮らす準備から暮らし始めるところまで、幸せがいっぱいである。
ふたりでインテリアショップに行き、新しい家具を選んでいる様子も、見ているだけでこちらがにっこりしてしまう。さすがに周りに顔がバレないように気をつけているが、もしふたりでいるところが見つかっても「仲が良いな」ぐらいで済みそうだ。とりあえず、決定的な瞬間を見られたり、撮られたりしないことが重要だ。もしかすると、1話で明野に目撃されるシーンがあったのは、ふたりのラブシーンにメリハリがつく良いきっかけだったのかもしれない。
その証拠に、自宅では糖度が上がった、ような気がする。キスをしなくても甘い、というか。
家で料理をしている羽山。そこに帰ってくる白崎。
手がふさがっている羽山は白崎にソースを取ってと言うが、白崎はくっついて離れない。
「あんまりかわいいことされても今はなにもできないよ」と羽山。それに対して白崎は「口はあいてるじゃん」。
見ているこっちが「キャーッ!////」と派手に叫び出すかと思ってしまった。甘い。
そんな中、白崎は青山慶一郎(中村まこと)演出の舞台『雨と懺悔』のオーディションを受けることに。羽山と白崎の甘いシーンから一転、オーディションシーンはピリピリとした緊張感がある。また、ここでは妙に白崎に絡んでくる俳優・黒木蛍太(夏生大湖)の姿が。関わり方がライトというよりは、ねっとり、という雰囲気。白崎に対して抱いている感情はポジティブなのか、ネガティブなのか、今のところは分かりづらい。
そして、黒木の存在よりも大きなトピックは、羽山も舞台のオーディションを受けていたということ。それも、白崎と同じ役で。つまりふたりはライバルということになる。オーディション会場で顔を合わせたふたりは揃って驚きの表情を浮かべた。
ドラマで共演はしているけれど、もちろん、それぞれさまざまな仕事を日々こなしている。どうやら、一緒に暮らし始めても互いの仕事についての話はしていないようだ。このオーディションへの参加が、ふたりの関係にも少なからず何かしらの影響を与えることは必至だろう。
それにしてもこうなってくると、家では何の話をしているのか気になってくる。一緒に観た映画の話とか、明日の夜は何を食べるかとか? 仕事の愚痴はどちらもしなさそう……など想像が膨らむが、そのあたりはまさに観ている側の想像にお任せします、というところなのかもしれない。
第3話の視聴はこちらから
第4話の予告編はこちら
主演映画がクランクインした羽山麻水。しかし、自分自身の感情を役としてぶつける、というところで壁にぶつかっていた。
続く舞台『雨と懺悔』の稽古。しかし白崎由岐は壁にぶつかっていた。自信を無くした白崎は肩を落とし、羽山麻水との家へと帰り…。
舞台『雨と懺悔』のオーディションで選ばれた白崎由岐はいよいよ稽古がスタート。羽山麻水も主演映画の撮影準備に。それぞれがやる気に満ちていたが…?
舞台か、映画か。マネージャー・明野圭(片山萌美)は羽山に映画を選んでほしいと言うが……。
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