『あのクズを殴ってやりたいんだ』玉森裕太演じる金髪美青年・海里。この男いるところにキュンあり!の第2話
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『あのクズを殴ってやりたいんだ』玉森裕太演じる金髪美青年・海里。この男いるところにキュンあり!の第2話

2024.10.18 00:00

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オリジナル脚本で描かれる、異色の”クズきゅん♡“ボクシングラブコメディ。結婚式当日に婚約者に捨てられたアラサー女子がクズ男を殴るためにボクサーを目指す!演技派・奈緒演じる、フツーすぎる令和のヒロイン・ほこ美と玉森裕太扮する謎の金髪美青年・海里は、運命の恋に落ちた…かと思いきや、海里はお金目当てにほこ美を騙したクズ男だった。

ほこ美は「あのクズを殴ってやりたい!」と、ボクシングジムへと向かう…。いよいよタイトル通りの展開へと突入した第2話。実はかつてボクサーだった海里の過去をはじめ、先の展開に関わりそうな気になるポイントが続々登場し、見逃せないシーンだらけ!

※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。

海里に騙されたと知ったほこ美は、羽根木ボクシングジムに「入会させてください!」と駆け込んでくる。そして、会長の成(渡部篤郎)とその娘・ゆい(岡崎紗絵)に、「あのクズを殴ってやりたいんです!」と力強く宣言する!

さっそくトレーニングを始めたほこ美。しかし、基礎中の基礎である縄跳びもろくに飛べず、ゆいからは「2週間位内に500回飛べないと本入会できない」と言われてしまう。

『あのクズを殴ってやりたいんだ』第2話
(C)TBS

ヘトヘトでロッカー室へ戻ったほこ美は、棚から落ちてきた書類の中に1枚の写真を発見する。

『あのクズを殴ってやりたいんだ』第2話
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そこに写っていたのは、“あのクズ”こと海里!

リングの上で、赤いグローブを付けてファイティングポーズを取るその姿は、どこからどう見てもボクサーの姿だ。第1話でほこ美が「ボクシングやってたんですか?」と聞いた時、彼は「やってない」と言っていたはず。なぜボクサーだったことを隠すのか?まずは、これが気になるポイントの大筆頭。

さらに驚くべきことが翌日にも起こる。筋肉痛でヘロヘロになりながら勤務先の市役所で働くほこ美の前に、その海里が現れたのだ。

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「そういえばほっこ、市役所勤務だったっけ」と言う海里に、「気安くほっこって呼ばないでください!」と返すほこ美。「会いに来たと思った?」といたずらっぽく聞いてくる、海里の女心をもてあそぶ言動にキュンキュンである。

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ジムで縄跳び練習を続けるほこ美は、ゆいに海里の過去を聞き出そうとする。

「もしかして殴りたい人って海里?」と図星を突いてくるゆい。さらに「アイツにはかかわらないほうがいい」と言い残して去る。ゆいは確実に何かを知っている…。

ここからは急にコメディ的展開に。ほこ美がメガネにマスクの変装で女子とデートする海里を付け回し、海里いわく「いることバレバレ」のへっぽこストーカー化するのだ。

ラーメン屋台で豚骨ラーメンをすすってからの、自分のバイトするバーで「ブルームーン」を差し出すところまで、ほこ美の気を引いた時と全く同じデートコース。ほこ美はたまらず2人の間に割って入り、「この人はとんでもないクズなんです!」と女子に訴える。

興が冷めて女子は去り、ほこ美は海里に「最初から私のこと、騙すつもりで近づいたんですか?」と問い詰める。悪びれもせず、結婚式当日に惨めなほこ美をカメラに収めたところから、すでにカモにしようと動いていたことを明かす海里。

「あなたのこと、ますます嫌いになりました。どうせボクシングも練習が厳しくて続かなかったんでしょう」と怒るほこ美に、ケロッとした顔で「すぐ飽きるから。ボクシングも女の子も」と海里は言ってのける。「サイテー!」と叫んでバーを出るほこ美。しかし、残された海里は、どこか憂い顔で…。

一方、市役所では、大葉(小関裕太)がほこ美の担当する商店街の活性化プロジェクトのリーダーになることに。がっちり握手するほこ美と大葉。この2人の関係性も気になるポイントに挙げておきたい。

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もちろん、海里の周辺の女子たちの存在も気になるポイント。

まず筆頭は、父の成にはナイショで海里と時々、会っているゆい。

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父の営む羽根木ジムは経営難。強いボクサーを育てて立て直そうという考えのゆいとは相反して、成は「そんな気力はもうない」と言い、60歳になったらジムを閉めるつもりでいる。

それを知ってショックを受けるゆい。安いファイトマネーでもいいと努力しても「たったひとつのケガで全てが終わるんだよ」と、成はシビアな現実をゆいに突きつける。

このあとの成のセリフがまた、気になり度マックスなのである。

「お前だって辛いんじゃなのか?いつまでもボクシングに近い場所にいるのは…」

ゆいのその辛さは、海里となんらかの関係があるのか?めちゃくちゃ気になるではないか。

一方で、第一話で海里とキスしていた謎の美女が第2話にも再び登場。こちらも気になる存在だ。

さて、海里はというと、ここからは謎多き男の背景がほんの少し明らかになる。住まいは、雑居ビルの屋上にある掘っ立て小屋。そこで海里が”拾ってきた”青年・相澤(倉悠貴)と同居している。

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相澤に「実家どこなんですか?」と聞かれても「そんなのないよ」とそっけない海里。

「バイト辞めてホストになったらもっと稼げるんじゃないですか?」と相澤に問われても「面倒だから」と答える海里。ガチで女性を食い物にするつもりはなさそうだ。そのくせ、どうやら女性から貢がれたアクセサリーを質屋に即売り払うクズっぷり。

背景が少し明らかになったかと思うと、逆にさらに海里の謎が深まるシーンが…。

スマホで銀行の残高を確かめる海里。その画面に表示された残高はたったの82円!しかも、25万5900円もの金額を「ヒラヤマミチエ」という名義の口座に振り込んでいるのだ。

海里がお金目当てに女性と付き合う理由はここに?

すると、ここで海里の短い回想シーンが。

ボクシングの試合で、強烈なパンチを受けてマットに沈む相手選手。呆然とする海里の横で「救急車を早く呼んで!」と声が飛ぶ。ここから推理されるのは、海里はボクシングで誰かにダメージを与えて、そのために大金を払い続けているということ…!?

もちろん、そんな観る者の疑問はそんなに簡単には明かされない。場面は一転、ほこ美の実家・スナック明美へと切り替わる。

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今回もまた、斉藤由貴演じる母・明美役のカラオケオンステージで盛り上がる店内。全日本スナック連盟会長である玉袋の方の玉ちゃんが常連客の役で出演しているのもちょっと楽しい。

前回、男に振られて失踪騒ぎを起こした明美は、早くも次の彼氏ができたと大はしゃぎ。

「振り回されるこっちの身にもなってよ」と呆れるほこ美に、姪の美々(磯村アメリ)は「いちいち本気で相手にすると疲れるよ」と幼いながらもクールに受け流す…。切ない…。

一方で、市役所では驚きの展開が続く。まずひとつ目は、ほこ美の同僚・新田撫(玉井詩織)が相澤とデートする約束をする仲にいつの間にかなっていたこと。

もうひとつは、ほこ美が大葉と共に進める商店街活性化プロジェクトの店取材で撮影を担当するカメラマンが、なんと海里だったということだ。

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何も知らない大葉を前に、気まずい2人はお互いに「はじめまして」と名刺交換をするハメに。

表面上はにこやかに、筋肉痛を我慢しながらレフ板を持って海里のアシスタントを務めるほこ美を、どこか楽しげにこき使う海里。なんだかんだ海里のカメラマンとしての仕事ぶりは誠実である。

ちょっとSっ気あるイケメンは、女子の大好物。ヒロインがボクサーを目指すラブコメとしては異色の設定と、華はないけど根性だけはある令和のヒロインという取り合わせの本作の中で、ラブの要素を一身に背負う男。それが海里!この男いるところにキュンあり!である。

ドジなほこ美のドタバタした仕事ぶりを「すみません。彼女いつもあんな感じで」と謝る大葉に、海里は意外にも「羨ましい」と感想を漏らす。「素直に笑ったり、怒ったり、泣いたり…」。海里にそう思わせる理由はなんなのか?気になる!

さて、撮影は終わり、データをチェックしたほこ美は思わず「普通」とつぶやいてしまう。

「悪かったな」と返す海里に、ほこ美は「普通が一番幸せ」だとその言葉の真意を話し出す。「フツーの人のフツーの生活がにじみ出ていて、この写真見てると幸せな気持ちになります」と感想を告げるほこ美。海里は、その言葉に感じ入った様子だ。

「悔しいけど、いい写真撮るんですね」と褒めるほこ美に、「ほっこのおかげ」と海里は素直な言葉で返す。やっぱり真性のクズではないのかも?そして、口ゲンカという名の“ラブコメわちゃわちゃ“を続ける2人の様子を物陰から垣間見て、何かを察したかのような大葉…。これは三角関係の予感?

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場面は変わって、ジムで黙々と縄跳びを続けるほこ美。

成の前でポロッと海里の名刺を落としてしまったほこ美に、成は「あいつ今、どこにいるんだ?」と顔色を変える。そして、海里のバイトするバーへと乗り込んでいく成。ほこ美は「待ってください」と成を追いかける…。

海里を見て「どうして連絡してこなかった?」と畳み掛ける成に、海里は沈黙。「答えてくれよ!俺はお前のことを本当の息子みたいに…」と言い募る成に、海里は冷たく「二度とここへは来ないでください」と突き放す。

そこへゆいが駆け込んできて「帰るよ」と成の手を取るが、彼はそれをふりほどき、悄然として一人去る。海里もまた、傷ついたような表情でカウンターを叩き、その場を去る。

呆然とするほこ美は、ゆいに謝ろうとするが、彼女は「こうなると思ったから父親に海里の居場所を黙っていたのに」と怒り心頭。ほこ美に「うちのジムには来ないで」と言い放つ。

夜の公園のすべり台の上でひとり落ち込むほこ美。そんな彼女の頭上には、輝く半月が輝いていた…。

そして翌日。海里は、ゲームセンターでぼんやりクレーンゲームをしている。やっぱり下手くそである。

と、ここで海里の短い回想シーンが差し挟まれる。場所は時代の遡った同じゲームセンター。かつての海里らしき少年がクレーンゲームに興じていると、背後から「ヘッタクソだな〜」という声が。それは白いTシャツを着た青年だった(演じるのは大東駿介)。しかし、その青年もまたゲームが下手くそで、そこにツッコミを入れた海里に笑みをこぼす…。

この人、一体誰? 

ここも気になるポイント!と思ったのもつかの間、場面は再び現代のゲーセンへ。すると海里が遊ぶマシンのガラスの向こうにほこ美が!なんと、ほこ美は偶然に向かいのクレーンゲームで遊んでいたのだ。手には戦利品のぬいぐるみがどっさり…。

「相変わらず下手ですね」と言うほこ美に、「相変わらず上手いね」と返す海里。まさにラブコメ王道の“偶然の再会”である。

ボクシングは上手くいっているのかと海里に聞かれたほこ美は、「全然」とごまかし笑いで首になったことを告げる。すると、海里は意外にも「諦めるんだ。意外と根性ないんだな」とほこ美に発破をかけ、「残念。待ってたのにな。ほっこのパンチ」と去っていく。

俄然、闘志に火が着いたほこ美は、縄跳びの自主練を再開。そんなほこ美を遠くから眺める海里…。彼はバーに来たゆいに「入会させてやれば」ととりなしてやり、ほこ美には「根性がある」と太鼓判を押す。

その海里の言葉どおり、「クズ、殴る、絶対!」のリズムに合わせて黙々と夜の縄跳びの自主練を続けるほこ美。しかし、目標の500回まであと少し、というところで、ヤバそうな男たち3人に絡まれてしまう。あわや危険な目に!という時、男の腕を取ってキツいパンチを浴びせたのは…もちろん、海里!

きゃー♡と思わず黄色い声が出そうなほどに、まさにまさに、この男いるところにキュンあり!のヒロイン救出シーンである。待ってましたのラブコメの王道!雨の中でファイティングポーズを取る海里のカッコよさよ!

しかし、一方で不穏な展開もまた用意されているところがドラマチック。相澤とデート帰りの撫が、彼に海里のことを尋ねると、相澤は「誰にも言わないでくださいね」と何かを明かそうとする。その後に続く言葉とは…!?

それが明かされる前に、男たちを撒くために物陰に隠れ、はからずも密着することになったほこ美と海里のシーンが挟まれる。「あと3回で500回飛べるところだったのに」と悔しがり、寒さからくしゃみをするほこ美に「ボクサーは体冷やしちゃダメだろ」と着ていた上着をかけてあげる海里。

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こちらもまた王道中の王道の行動ながら、この玉森のキザな演技がサマになりすぎていてさすが!

「俺が500回の証人になるよ」とも申し出る海里に、「どうして?」と聞くほこ美。すると、「俺、ほっこから目が離せないんだよね」と海里はほこ美を見つめる…。

なんという殺し文句!などと思っていると…その”殺し“という文字が全く洒落にならない、衝撃のひと言がこのあと、相澤の口から飛び出てくる。

「海里さん、人殺してるんです」

そう、撫に明かす相澤。

えええーー!最大の気になるポイントが最後の最後に来るとは!

一方で、見つめ合うほこ美と海里。2人の行く末は、ひと筋縄ではいかなそう。どうなってしまうのか?次回が待てない!


第2話の視聴はこちらから

第3話の予告編はこちらから

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