魔性の副社長・向井康二“黒木”のギャップに膝から崩れ落ちた『フェイクマミー』第2話
波瑠×川栄李奈、正反対の人生を歩んできた2人が「母親なりすまし」で受験に挑む『フェイクマミー』第2話をレビュー

子どもの頃の記憶がよみがえる人もいれば、親目線で心苦しくなった人もいたであろう『フェイクマミー』第3話。
日高茉海恵(川栄李奈)の娘・いろは(池村碧彩)は、授業参観を前に「母の日」をテーマにした作文を書くことになった。親への感謝や思い出を書くということだが、彼女は白紙で提出して……。
※以下ネタバレを含む表現があります。ご注意ください。
作文の一件で、担任の佐々木智也(中村蒼)に呼び出された花村薫(波瑠)は、いろはと一緒に作文を仕上げるよう言われる。何を書いたらいいのか分からないと悩む娘に、茉海恵はお出かけを提案。いろはのリクエストでピクニックへ行くことになった。
ピクニック当日。茉海恵が仕事のトラブルで急遽参加できなくなってしまった。いろはは「なんでママはいっつも私の約束を守ってくれないの?私、とっても楽しみにしてたんだから。ママなんて大嫌い!」とうずくまってしまう。その後、薫がいろいろと連れ出すが、薫のおっちょこちょいもあり不機嫌なままだった。
もちろん、いろはの気持ちも分かる。あまり親子の時間が持てない彼女にとって、この日は楽しみにしていた日。それが台無しとなった。こんな残酷なことはないし、落ち込むのは仕方ないことだ。「嫌い」だなんて本当は思っていないけど、つい吐き出してしまった。そんな経験、誰しもがあるだろう。
一方で、茉海恵の気持ちも分かる。「なぜこの日に限って!」と頭を抱えただろうし、申し訳なさでいっぱいになっただろう。彼女自身も楽しみにしていたため、ショックも大きかったに違いない。何より、いろはに謝罪するときは胸が張り裂けそうになったのではないか。
親としても社長としても岐路であり、茉海恵にとっても苦渋の決断だったはず。そして、ママとの大切な時間が消えてしまったいろはも不憫だ。もう2人のことを思うと感情がぐちゃぐちゃになってしまう……。
その後、薫に連れられたプラネタリウムで目の輝きが戻ったいろはは、茉海恵が迎えにきたことでさらにご機嫌に。帰りに立ち寄ったベストスポットで夜空を見上げながら「ママ、今日『嫌い』って言ってごめんね」と謝罪した。茉海恵も「約束破ってごめんね」と言い、2人はハグをする。親子って不思議だ。たった一回のハグで仲直りができる。愛を感じる。本当に良かった。
その後、授業参観に作文が掲示された。いろはは、ママ(茉海恵)とマミー(薫)を使い分け、プラネタリウムに行った日のことを振り返っていた。特に薫には感謝の言葉が綴られており、それを見た薫は涙を流したのだった。
そんな第3話では、クールな印象がある黒木竜馬(Snow Man・向井康二)の新たな一面が見られるシーンもあった。
それは、虹汁の旗艦店「Ittéki」の店員・藤崎渚(浅川梨奈)と話していたときのこと。茉海恵の推し客・ササエル(智也)の存在を知った黒木は「推しって男?」と質問を投げかける。「気になる感じですか〜?」と問われた際には「いやいや、ササエルなんか気になってねえよ」と口をとがらせ、帰る間際にも「そのササエルってやつが勘違いするといけないから、茉海恵さんに言っておかないと……」と独り言をつぶやいていた。
誰がなんと言おうと、これは「やきもち」である。もちろん、茉海恵とはビジネスパートナーであり、地元の後輩、長年のツレでもあるのだが、常々、彼からはそれ以上の“何か”を感じていた。特に茉海恵を見つめる目が違う。ここから恋仲になる展開も素敵だが、このままの関係もまたいい。今後の2人の行方にも注目だ。
さて、ラストシーンにて、元家庭教師で初恋の相手でもある智也に、正体がバレてしまった薫。第4話の予告では「場合によっては警察に……」と言われていたが、どうなってしまうのか。また、茉海恵が薫の妹として保護者主催のファミリーデーに参加!?次回も一筋縄ではいかないようだ。
第3話はこちらから
第4話予告編はこちらから
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